アート・美術展/アート・美術展関連情報

六本木に堂々オープン! 国立新美術館(3ページ目)

2007年1月21日に六本木にオープンした国立新美術館。黒川記章による特徴的な建築や館内の見どころ、開催中の展覧会「20世紀美術探検」をご紹介します。

執筆者:橋本 誠

コレクションを持たず 様々な展覧会を開催

国立新美術館展示室
開館記念展「20世紀美術探検」の展示風景
それでは国立新美術館では、どのような展覧会や作品を見ることができるのでしょうか。

実はこの美術館、他の国立4館とは異なり、コレクションを持たない美術館です。作品を収集せず、国立新美術館の企画展や、新聞社などとの共催展を開催していきます。したがって「常設展示」といったスペースもありません。

例えば現在開催されているのは、20世紀以降の美術を広い視点で紹介する開館記念展「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」と、マンガやエンターテイメント、メディアアートなどを紹介する文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」、美術館を設計した黒川紀章の業績を紹介する「黒川記章展」の3展。

2月7日からはパリのポンピドー・センターのコレクションを紹介する「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」が開催予定。4月以降は全国の公募団体による公募展も開催されていきます。

このように、タイプの異なる様々な展覧会が、一度に3つ、4つ(時にはもっとたくさん!)と行われることがあるので、見る側にとってはうれしいことです。

最後のページでは、開催中の展覧会をご紹介!
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