アート・美術展/アート・美術展関連情報

2006年7月の展覧会・イベント情報

毎月おすすめの展覧会・イベント情報をお届けします。2006年7月はルーヴル美術館展、パウル・クレー展、奈良美智+graf A to Z、アサヒ・アート・フェスティバルの情報をお届けします。

執筆者:橋本 誠

2006年7月のおすすめ展覧会・イベント情報をお届けします。
  • ルーヴル美術館展(1p目)
    会期 2006年6月17日(土)~8月20日(日)
    会場 東京藝術大学 大学美術館
  • パウル・クレー 創造の物語
    会期 2006年6月24日(土)~8月20日(日)
    会場 川村記念美術館
  • YOSHITOMO NARA+graf A to Z
    会期 2006年7月29日(土)~10月22日(日)
    会場 吉井酒造煉瓦倉庫(青森県弘前市)
  • アサヒ・アート・フェスティバル 2006
    会期 2006年6月17日(土)~8月27日(日)
    会場 アサヒビール本社周辺と全国各地

ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産

アルルのヴィーナス
《アルルのヴィーナス》前1世紀(原作:前360年頃)
(C) D.Lebee et C. Deambrosis / Musee du Louvre
ソクラテスの肖像
《ソクラテスの肖像》2世紀初め(原作:前318-前317年)
(C) D.Lebee et C. Deambrosis / Musee du Louvre
昨年、アングルの《トルコ風呂》や《泉》など19世紀フランス絵画を集めて開催され、好評を博したルーヴル美術館展──。今年は古代ギリシア芸術に焦点を絞り、東京と京都で開催されます。

ルーヴル美術館は、35万点もの所蔵品を誇る世界最大級の美術館です。コレクションは8つの部門に分けられており、現在<古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術>部門の展示室が改修中のため、今回かつて例を見ない規模の展覧会が可能になったそうです。

古代ギリシアと言えば、ヨーロッパ文明において、最初にして最大の文化・芸術の成果を残しだ時代。様々な作品や思想が生み出され、その後のヨーロッパの文化・芸術の規範となりました。

今回の展覧会では、古代ギリシア芸術が頂点を迎えたクラシック期(※)の作品を中心に、《アルルのヴィーナス》《ボルゲーゼのアレス》などの大型彫刻作品を含めて134点で構成されるそうです。
※一般的に、アレクサンドロス大王が活躍した紀元前5世紀から紀元前4世紀を指す。ちなみにこの時代の前は「アルカイック期」、以降は「ヘレニズム期」とされている。

ルーヴルが誇る至宝のギリシアコレクション。ヨーロッパの文化・芸術の源流を体験することが出来そうです。



【ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産】
■会期  2006年6月17日(土)~8月20日(日)
■会場  東京藝術大学 大学美術館(東京都台東区上野公園12-8)
■休館日 毎週月曜(ただし、7月17日は開館、翌18日振替休館)
■開館時間 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
■観覧料 (  )は20名以上の団体料金
一般  \1,300(\1,200)
大学生・高校生 \1,000(\900)
中学生以下 無料
■問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
■主催  東京藝術大学/ルーヴル美術館/日本テレビ放送網/読売新聞東京本社

<巡回予定>
■会場 京都市美術館(京都市左京区岡崎公園内)
■会期 2006年9月5日(火)~11月5日(日)

詳しくはルーヴル美術館展ホームページにて。

次のページは、20世紀の巨匠パウル・クレーの展覧会!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます