足立正平 |
立島:野崎は今期の佐藤美術館の奨学生です。確か多摩美術大学の卒展では1点だけ作品見ていますが佐藤美術館の奨学金は写真審査なので他の作品はまだ…。丁寧に風景を描写している印象があります。期待できるこれからの作家ですね。
久保俊太郎 |
立島:峰岡正裕も多摩美術大学院卒で3年前の佐藤美術館の奨学生。METAの出品者で最近は個展中心に活動しています。ポテンシャルのある作家だと思うしそろそろ一皮むけて何か新しいモノが出てくるんじゃないかな。
廣田:峰岡くん、僕も楽しみにしています。何か出てきそうですよね。
伊藤清子 |
立島:伊藤清子、僕も期待しています。芸大受験10回失敗は勲章でしょう!
ガイド:確かに伊藤さんはタフだし精力的ですね。個展、グループ展はもとより、海外のアートフェアなんかにも個人で出品したりして。だけど、海外のアートフェアにはかなり怪しげなものもあるんですよね。
立島:海外のアートフェアだけじゃなくて若い作家をカモにするようなおかしな雑誌や画廊もあるから、そういう情報をこのサイトで公開してはどうでしょう。僕のところにもそういう相談結構ありますよ。作家がそういう詐欺まがいのことに引っかかるの見てられないので個人的にいろいろ相談に乗ってます。
ガイド:どこの業界もそうなのでしょうが、美術の世界にも奇怪なところがありますからね。そんなところに限ってウェブなんかはすごく綺麗に作ってあったりするんですけど。だけど、新興の小規模な業者だからといってダメとは限らないわけだし、そういう意味でも優良な業者をレポートしていくことが大事ですね。僕らのまわりには世界に紹介すべき若きアーティストたちがいるのだから、いい環境作りのためにできるだけサポートしていきたいです。