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名無しだからこそ!『泣ける2ちゃんねる』

何かとダークなイメージで語られがちな巨大掲示板。実はいい話もたくさんあるんです。名無しの人生が涙腺を刺激しまくる『泣ける2ちゃんねる』シリーズをどうぞ。

石井 千湖

執筆者:石井 千湖

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「有名な作家の小説より、普通の人の普通の言葉の方がグッとくる」そんな人にオススメ! 「名無しさん」たちの人生が涙腺を刺激しまくる『泣ける2ちゃんねる』をどうぞ。現在3冊も出版されている人気シリーズ。今回は第1弾の中から2ちゃんねるらしさを感じる泣ける話を紹介!

2ちゃんねるらしさを感じる泣ける話

泣ける2ちゃんねる
2004年2月に出版された第1弾!<DATA>タイトル:『泣ける2ちゃんねる』出版社:コアマガジン監修:2ちゃんねる、泣ける2ちゃんねる管理人価格:1,575円(税込)
まず、2ちゃんねるらしさが感じられるのが、「妻に先立たれてしまった…」というタイトルから始まる4部作だ。ある人が「○○って難しい のガイドライン」と呼ばれる原文を作り、いろんな人が改変して遊ぶ。そんな流行があって生まれた文章らしい。

原文:正直最初は車の運転って簡単だと思ってたのよ。みんな普通に運転してるからさ。あのね、俺が間違ってた。あれは人が乗るもんじゃない。神だね、神が乗るものだよ。
改変:正直最初は乳児を育てるのって簡単だと思ってたのよ。みんな普通に育児してるからさ。あのね、俺が間違ってた。あれは男一人でやるもんじゃない。女性だね、お母さんが愛情込めてやるもんだよ。


という感じで、元は自動車教習にまつわるあれこれを書いた自虐ネタだったのが、男手ひとつで娘を育て上げる父親の物語に変化している。

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