新明解国語辞典×梅佳代『うめ版』
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■読みどころ
・言葉と写真がぴったり
「おう」は、ほんとに「おう」という顔をした猫(今にもしゃべりそう)。「芸」は、親の手のひらの上で直立する幼児(目が澄みすぎ!)。「人間」は、ビール瓶を両手に持って万歳するおねえさん(真似したい)。
・物語が浮かび上がる
「愛情」の振袖姿の女の子とおじいさん。体操服でソファに突っ伏する「悔しい」の少年。その裏側にはどんなストーリーがあるのか? 想像してしまう。
・自分でも写真を撮ってみたくなる
好きな本に合わせて、自分で何か撮ってみると楽しいかもしれない。手持ちの写真を好きな言葉と組み合わせるとか。
ヘビーなものを読みたくないとき、疲れたときに良い1冊。
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タイトル:『うめ版』
出版社:三省堂
著者:新明解国語辞典×梅佳代
価格:1,470円(税込)
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