いよいよ薄着の季節。今まで数々のダイエットに挑戦しては挫折してきた。そんなガイドが巷のダイエット本を研究&実践! ヴィジュアル、読み物、実用、それぞれの視点で選んだおもしろダイエット本とは?

☆ヴィジュアル系都築響一『やせる旅』

やせる旅
90キロ・オーバーの中年男が、1年間で20キロ減を目指して世界を旅するダイエット・トラベローグ
まずは『ROADSIDE JAPAN』『夜露死苦現代詩』など、一見芸術とは縁遠そうな事物の中にアートを発見する天才・都築響一の『やせる旅』。航空会社の機内誌の連載をまとめたものだ。

地面にバッタリ倒れた著者に↓がついている表紙もユニークだが、ページを開いた途端、ドーンとあらわれる旅は太る!という言葉と豚の脂身20kgの写真がインパクト大。この脂身を前に、都築氏は20kgの減量を決意する。しかも旅をしながら、だ。

行き先は、海外の高級リゾート地から近場の痩身スポットまで。メニューは極楽エステから地獄のトレッキングまで。文字通り体を張った、ダイエット・トラベローグだ。デブに四季なしネコに小判ブタに真珠デブにワビサビといった肥満格言に爆笑。写真集としても、旅行ガイドとしても楽しめる。

【この本の名言】
世の中にこれだけダイエットの記事が氾濫しているのは、痩せるのが難しいんじゃなくて、痩せるのがおもしろくないから。

おもしろがりながら痩せるにはどうしたらいいか? ヒントが得られる1冊だ。

<DATA>
タイトル:『やせる旅』
出版社:筑摩書房
著者:都築響一
価格:1,995円(税込)

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