「デ・ニーロ・アプローチ」という造語を生んだ肉体改造男
第2位:ロバート・デ・ニーロ
第53回アカデミー賞主演男優賞受賞作『レイジング・ブル』 |
受賞作『レイジング・ブル』では体を鍛え上げボクサー役を演じた後、老いた主人公を演じるために体重を20キロ増やした徹底した役作りは有名で、このような取り組みを示すデ・ニーロ・アプローチという造語もつくりました。
70~80年代の活躍は素晴らしく、デ・ニーロ作品に失敗なしと言われていましたが、最近の主演作に軽めな作品が多いと感じるのは私だけではないでしょう。
コメディからシリアスまで何でもこなす、稀有な名優
第1位:トム・ハンクス
前年の『フィラデルフィア』に次いでの連続受賞作となった、第67回アカデミー賞主演男優賞受賞作『フォレスト・ガンプ/一期一会』 |
1993年にエイズを取り扱ったシリアスなドラマ『フィラデルフィア』、そして1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』は全米で大ヒット!IQ75の若者がアメリカ現代史をつっぱしる物語の主演で、2年連続アカデミー主演男優賞を受賞。コメディ俳優から一躍オスカー常連の大物アクターへと成長し、以降は数々の話題作・大作に立て続けに主演を重ねています。無人島での一人芝居が圧巻だった『キャスト・アウェイ』でも素晴らしい演技を披露していました。
○ガイドが選ぶとすると、古いところからゲーリー・クーパー、ウィリアム・ホールデン、ハンフリー・ボガート等も10内に入れたいところです。
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