『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』来日会見
ジャック・スパロウを続投したジョニー・デップは、「『パイレーツ・オブ・カリビアン』でクビにならなかった事に驚き、ジャックというキャラが愛されたことに驚き・喜んだ」というが、一番喜んでいるのは「5歳の子がマネをしてくれる」ことらしい。親ばかっぷりは有名だが、右手のブレスレット(子どものお手製)を離さず身に付けていることからも伺える。そして愛着があるのか、物を大事にするのかマンシングのポロシャツ着用です(前回の来日の時も……お帽子も一緒、よね)。※おっと!驚いた。ジョニー・デップですがジャック・スパロウの金歯をまだつけています。
いまだに自身を『新人』だというオーランド・ブルーム。「『パイレーツ・オブ・カリビアン』の大ヒットに驚き」、と同時に責任を感じているという。そもそも最初に撮影所でジャック・スパロウの衣装を着たジョニー・デップに対面したとき『どうなるんだ……』と唖然としたぐらいだから。「僕自身はまだ新人なので、ジョニー・デップからいろいろなことを学びました。ジャック・スパロウは、脚本では違うキャラクターでした。それをこのようにつくりあげたジョニー・デップは素晴らしい俳優です」と敬いながら「教えてもらったのは……ラム酒(ジャック・スパロウも飲みますよ)」。
前回10年ぶりの来日で大フィーバーとなったジョニー・デップ。「日本語で話せるのは?」と聞かれ、小声で「ノー」と困り顔。そこはオーランド・ブルームが「(日本語で)コンニチハ、アリガトウ、ヨロシク」とすかさずフォロー。<お調子者>ジャック・スパロウのキャラにならって「それなら言えるぞ」と強がるジョニー・デップという姿も見られました。最後の一言「サケ(酒)」と爽やか笑顔のオーランド・ブルームが付け加えるといった、なごやかな会見でした。※ジョニデとオーリーはマイクを剣にみたてて遊んでみたり……兄弟のように仲良し。
最後にお三方の好きなシーンは、
ジェリー・ブラッカイマー:ひとつは選べない(と、ぶつぶつ)
オーランド・ブルーム:ジャック・スパロウがクラーケンのスライムをあびるところ
ジョニー・デップ:エリザベス・スワン[キーラ・ナイトレイ]に対して勇気づけるような、誘っているようなシーンかな。
up!『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』ジャパン・プレミア写真を掲載
[PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST] Tokyo Press Conference
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
公式サイト:http://www.pirates-movie.com
『パイレーツ・オブ・カリビアン3[仮題]』
2007年5月26日[土]~『パイレーツ・オブ・カリビアン3[仮題]』公開も決定。
オーランド・ブルーム:『3』では、ウィルをもう少し<海賊>っぽくしたいと思っているんだ。
ジェリー・ブラッカイマー:海賊はボーダーレス。だから素晴らしい俳優のチョウ・ユンファにも海賊役で出演してもらうよ。それとキース・リチャーズもカメオ出演だけど海賊役だよ。
ジョニー・デップ:キース・リチャーズの衣装は僕が決めたんだ。衣装合わせの時は楽しかったな~。
ジョニー・デップ前回の来日『チャーリーとチョコレート工場』
オーランド・ブルーム前回の来日『エリザベスタウン』
オーランド・ブルーム前々回の来日『キングダム・オブ・ヘブン』