『幸福な食卓』北乃きいさん直撃インタビュー

『幸福な食卓』北乃きい直撃インタビュー

◆北乃きい◆
1991年3月15日、神奈川県出身。講談社「ミス・グランプリ」を受賞し脚光をあびる。2007年は映画『スピードマスター』も公開予定。ドラマ出演は「純情きらり」「14才の母」等。キットカットのCM放映中
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「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」――春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。始業式の朝、家族の食卓で、突然「父さん」が口にした意外な一言。主人公・佐和子の中学校生活最後の1年は、こうして始まります。

―― ご出演が決まったときのお気持ちは?
北乃きい:嬉しかったです。主演がどれだけ大変かということが分かってから、とてもプレッシャーを感じました。振り返ると「緊張で始まって、緊張で終わった感じです」。

―― 原作についてのご感想と台本を読んだときのご感想を教えてください。
北乃きい:分厚い小説を読むのは苦手で(笑い)。最初、佐和子はどんな人か?って分かるように線をひきながら1ヶ月ぐらいかけて読みました。その後で台本を読んで「不思議な家族だな」って思いました。でも演じているうちに不思議なんじゃなくて、きっとこういう家族はどこにでもいて、家族がお互いのことを思って気をつかい過ぎて、こうなってしまったのかなと思いました。淡々としているようで、実は深い話なんですね。

―― 役作りも含め、佐和子を演じてみていかがでしたか?
北乃きい:監督から「どこにでもいるような普通の子を演じて欲しい。成績も特別いいわけでなく、恋愛経験もなくて、初恋は大浦君という子」と言われました。でも普通を演じるって難しいです。「役にはいる」ということが分からなくて、自分ができるのは「台本を何回も読むこと」だと思って、なので役作りとかそういった感じではなかったです。まずはその日にできることをひとつひとつという感じでした。自分が佐和子になれた!って思ったのは、初めてお父さんに「大浦くんは生きたかったのに……」と反抗するところです。

―― 北乃さんご自身と演じた佐和子との共通点は?
北乃きい:佐和子を色に例えると「ベージュ」だと思います。純粋な子なのでべースは白だと思うのですが、そこに悩み事で茶色が加わってベージュなんだと思いました。北乃きい自身は「黄色」とか「オレンジ」だと思います。佐和子は悩みを抱え込むタイプですが、わたしは人に相談しちゃうほうですし、どちらかといえば大浦君タイプに近いので佐和子は真逆な感じです。共通点は前向きで、積極的なところですね。

『幸福な食卓』北乃きいインタビュー
©「幸福な食卓」ASSOCIATES
―― 完成した映画をご覧になった感想は?
北乃きい:スクリーンに自分が大きく映っていて、1回目は客観的に見られなくて。でも2回目は、観客として観られて「映画を1本やったんだ」という達成感で嬉し涙が出ました。

―― 同じ事務所の先輩にあたる(大浦君役の)勝地さんについて
北乃きい:事務所のパーティとかで会うことはありましたけど、挨拶をするぐらいで、ちゃんと話したのは撮影に入ってからです。勝地さんは現場ではムードメーカー的存在で、わたしがすごく緊張していので、いつも面白いことを言って緊張をほぐしてくれました。

『幸福な食卓』北乃きい直撃インタビュー

『幸福な食卓』
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2006年1月27日[土]~全国ロードショー
原作:瀬尾まいこ(講談社刊) 監督:小松隆志
出演:北乃きい、勝地 涼、平岡祐太、さくら、羽場裕一、石田ゆり子
2006年/日本/1時間48分/松竹配給
公式サイト:http://www.ko-fuku.jp/

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