『ディバージェンス~運命の交差点~』
イーキン・チェン[鄭伊健]来日直撃インタビュー
ご出演のオファーについて?
イーキン・チェン[鄭伊健]:実はこの映画を撮る一年前に同じ監督(ベニー・チャン)の別の作品に出演していて、その時、監督に『また映画を撮るから、お前も出なさい』と言われました。もちろん僕は監督のことを信頼していたので出演を承諾しました
実際演じてみて難しかったことは?
イーキン・チェン[鄭伊健]:いや、出演を引き受けて演じる前に自分なりに資料を集めたりするうちに、その段階で段々と楽しくなって、この役を演じることができてほんとによかったと思いました
なぜ弁護士のトウ役に?
イーキン・チェン[鄭伊健]:最初に聞いた時と後では物語自体が、全然変わってしまっていたのですが…。『信じてくれ』と監督がおっしゃるので、出演を決め、この役に決まったのです。
イーキン・チェン[鄭伊健]:他の二役をやろうとするとなんとなく以前やってきた役と似ているところがあると思いました。そういう点では、今回の僕の役は今までやったことがなかったのです。監督は、『役者も一定の年齢にいったら、ある程度成熟していかなければならない』とよくおっしゃっていました。そういう意味では、この役は役者として成熟するための、ひとつのチャレンジだと思ったのです。
◆次ページにつづく◆
イーキン・チェン[鄭伊健]
1967年10月、香港生まれ。血液型B型。路上でスカウトされ、CM出演。TVB歌謡コンテスト参加後に俳優養成所入り。91年3人組ユニットで歌手デビュー、92年ソロ活動開始。同年、映画デビュー。のち大ヒット漫画の映画化『古惑仔』シリーズでリーダーのナン役を演じる。98年アーロン・クォックとW主演の『風雲ストームライダー』では「雲」役。2000年日本の焼酎のCMに出演。『デザート(仮題)』も2006年日本公開予定。
『ディバージェンス ~運命の交差点~』
[DIVERGENCE][三岔口]
2006年4月22日[土]~全国ロードショー
監督:ベニー・チャン
出演:アーロン・クォック、イーキン・チェン、
ダニエル・ウー ほか
2005年/香港/1時間41分
日本語字幕:風間綾平
エスピーオー配給
公式サイト:http://www.divergence.jp/
刑事(アーロン・クォック[郭富城])、弁護士(イーキン・チェン[鄭伊健] )、殺し屋(ダニエル・ウー[呉彦祖])―男たちはそれぞれの道を歩む。本来ならば、その道は交わるはずのないものだった…。人生の分岐点[DIVERGENCE]が、10年の歳月を経て明かされる。
第18回東京国際映画祭上映時は前売りチケットが発売開始と同時に完売。台湾金馬奨(台湾アカデミー賞)でアーロン・クォック[郭富城]主演男優賞を受賞
原題の[三岔口]は―3人の武術家が真っ暗な見せに居合わせ、誰が敵か味方かわからないまま、鮮烈な闘いを繰り広げる― 京劇の演目から
※記事・画像の使用は、版権を有する映画配給会社等の許諾を得て掲載しています。
※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。
※リンクは、大歓迎です。詳細は右上の▲リンクをご覧下さい。
※(c)UNIVERSE ENTERTAINMENT LTD. SAN XI FILM STUDIO. All Rights Reserved.
※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "DIVERGENCE'" Photographs may not be copied for use elsewhere including other Internet sites without permission.