『緑茶』を観ました
緑の茶葉がゆらめくとき、どこでもない孤独な都市のどこかで、ぬくもりを求める男と女の愛の駆け引きがはじまる
『緑茶』(2003)[Green Tea] |
チャン・ユアン監督×ヴィッキー・チャオ×クリストファー・ドイル
<中国第6世代の鬼才>チャン・ユアン監督が前作『ウォ・アイ・ニー』に続く<愛の連作>として完成させた『緑茶』。<中国4大女優>の一人、ヴィッキー・チャオ[趙薇]。そしてウォン・カーワイ作品でおなじみのクリストファー・ドイル[杜可風]が撮影を担当していることにも注目したい。【ストーリー】
「一杯の緑茶で相手の愛情の深さを占える」という友人の言葉を信じて、男性との相性を「緑茶占い」によって決める女子大生ウー・ファン[呉芳](ヴィッキー・チャオ)は、理想の結婚のためお見合いに日々を費やしていた。そのウー・ファンに外見こそソックリながら、蠱惑的なピアニストのランラン[朗朗]。彼女たちに翻弄されながらも恋に落ちる男、陳明亮(ジャン・ウェン)…二人の恋の結末は?そしてランランの正体は?
【トリビア】
+ファン・リジュンという中国現代アートのカリスマが映画の中で自作の絵画を披露
+チャン・ユァン[張元]監督がウー・ファンのお見合い相手として出演。青色のギンガムチェックのシャツの男性(鑑賞前に写真チェック)
+茶葉―グラスの中の茶葉のように浮き沈み、絡み合う男女の愛の行方
+これまでの映画ロケでは使用されていない現代中国の姿が見られる
+
【感想】「一杯の緑茶で相手の愛情の深さを占える」といった女性からみての恋愛映画かと思っていたところ。実は男側なのかも、と思わせる展開。
茶葉の動きのとらえ方は、クリストファー・ドイルならでは、で。別物に見えたりするから不思議。
『緑茶』 |
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