『ラストデイズ』を観ました
カート・コバーンに捧ぐ―伝説のロック・アーティストの最期の2日間
『ラストデイズ』(2005)[LAST DAYS]魂の叫び、溢れ出る思い、目の前にいるのに他人事、無心する取り巻きたち。そう、友人だとばかり思っていたのは、ただのとり巻きだったのだ。こういった環境(多々あるのだとは思うが、あまりにも!なの)に唖然とする。ブレイクはこまめに着替える。それは洗濯された清潔な衣類ではないが、自分なりのポリシーがあって着替えているのだと思えた。着替えといっても―パジャマ、白(くない)Tシャツ、黒いスリップドレス、ストライプのニット、シミのTシャツ、カーディガン、ダウンといった具合に。ブレイクを演じたのは『ドリーマーズ』 『ヴィレッジ』のマイケル・ピット。劇中ではミュージシャンとして「パゴタ」というバンドで活動する、ピットの独奏が聴ける。 凡人には、分かりえない世界かとおもっていたが、見ているうちに他人事ではなくなっていた。頂点にたった人間に訪れる不幸―宝くじの高額当選者が不幸に見舞われるのとでは…。確率は…。最期の瞬間、彼は何をつぶやいていたのだろう?そして誰かの名をよんだのではないだろうか? |
『ラストデイズ』
[LAST DAYS] |
※記事・画像の使用は、版権を有する映画配給会社等の許諾を得て掲載しています。
※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。
※リンクは、大歓迎です。詳細は右上の▲リンクをご覧下さい。
※(c)2004 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.
※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "LAST DAYS" Photographs may not be copied for use elsewhere including other Internet sites without permission.
この他の2006年春公開の映画
『映画』トップページへ戻る |