『クラッシュ』を観ました
触れ合いだよ。街中を歩けば、人と体が触れたり、ぶつかったりする。でもロスじゃ、触れ合いは皆無。人々は金属やガラスの後ろに隠れている。みんな触れ合いたいのさ。衝突し合い、何かを実感したいんだ
『クラッシュ』(2005)[Crash]第78回アカデミー賞[2006/3/5]にて最優秀作品賞に選ばれた『クラッシュ』。『ミリオンダラー・ベイビー』の製作・脚本でアカデミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めた俊英・ポール・ハギスの監督デビュー作。誰もが主人公であり、誰もが善悪表裏一体の多面的なキャラクターは、ハギスとロバート・モレスコが書き上げたオリジナル脚本に拠る。 『デンジャラス・ビューティー』シリーズ『トゥー・ウィークス・ノーティス』のサンドラ・ブロック、『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザーといった主演級の俳優たちを筆頭に、『オーシャンズ12』『ホテル・ルワンダ』のドン・チードル、『メリーに首ったけ』『ハービー/機械じかけのキューピッド』のマット・ディロン、『ゴスフォード・パーク』『父親たちの星条旗』のライアン・フィリップ、『M:I-2』のサンディ・ニュートン、『ウェルカム トゥ コリンウッド』のジェニファー・エスポジトら性格俳優、そしてカリスマ・ラッパーのクリス"リュダクリス"ブリッジスなど個性豊かなキャストが結集。 【ストーリー】 【トリビア】 【見どころ】 ◆ポール・ハギス:監督・原案・脚本・製作1953年3月10日、カナダ・オンタリオ州生まれ。70年代から数々のTV番組の製作・脚本を手掛けており、その1つが今でも批評家の選ぶトップ10にリストアップされているTVシリーズ「EZ
Streets」(1996)。ニューヨークタイムズにも『「EZ Streets」がなければ「ソプラノズ」は生まれなかったであろう』絶賛。また「thirtysomething」(1987)の製作、脚本でエミー賞2部門を受賞。「Due
South」(1994)でもジェミニ賞2部門の受賞歴がある。『ミリオンダラー・ベイビー』(2004/クリント・イーストウッド監督)で劇場用映画の脚本家デビューを果たし、アカデミー脚色賞にノミネートされた。本作で映画監督としてのデビューを飾り、すでに仏・ドーヴィル映画祭グランプリ、第9回ハリウッド・フィルム・フェスティバルでハリウッドブレークスルー監督賞を受賞している。第78回アカデミー賞では6部門(作品、監督、助演男優、脚本、編集、主題歌)にノミネートされ3部門でオスカー(像⇒写真)をゲット。今後の脚本作品として『The Last Kiss』、クリント・イーストウッド監督と再度組む『父親たちの星条旗[Flags of Our Fathers]』があり、自身が脚色・監督する『Honeymoon with Harry』も準備中。 [2006/1/16] |
『クラッシュ』 (PG-12) |
第78回アカデミー賞[6部門]ノミネート[2006/1/31]
第78回アカデミー賞[3部門](作品、脚本、編集)受賞[2006/3/6]
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