『ギミー・ヘブン』完成披露試写舞台挨拶
この世界は偽物[フェイク]だ
他人は僕が見ているように世界が見えているのだろうか。それは、誰にも理解できない絶対孤独の恐怖。
2006年1月14日[土]~公開の映画『ギミー・ヘブン』(配給:アートポート、ユーロスペース)の完成披露試写会で松浦徹監督、主演の江口洋介氏、安藤政信氏、宮崎あおいさん、松田龍平氏が舞台挨拶のため登壇した。[2005/10/6] ※音楽は、バンド形式のプロジェクト「nido」―Dragon Ashの古谷建志、スケボーキングの上杉俊佑、映像クリエーターの吉川寛、俳優でサックス奏者の武田真治―が担当していることにも注目 <<誰にも理解されることのない感覚「共感覚」。それを共有出来る相手の存在を知ってしまったら…。葉山は下請け仕事としてインターネット上で盗撮サイトを運営している。その感覚を持ちつつも、ほかの人々と同じように見えるよう日常を過ごしている。仲間や、そばにいる大切な女性には理解されない哀しい闇を心に抱えながら。今までどうしても埋まらなかった心の奥深くにある、最後のパズルを持った相手に出会う。一方で、猟奇殺人・猟奇自殺などの映像をインターネットで中継し、ビジネスとしているピカソは、いわば「死の商人」だが、その姿を知るものは…。>>
松浦徹監督 【共感覚[Synesthesia]とは…】印刷された言葉が色となって感じられたり、においが形や手触りとして捉えられたりするなど、ひとつの感覚が刺激されるとそれに別の感覚が伴なう症状のことを言う。“共感覚者”は25000人に1人の確立で存在すると言われ、他人に説明しても完全に理解されることはないため、皆孤独感や現実に対する希薄感を常に抱いているという。作家のナブコフ、宮沢賢治、ランボー、ボードレール、音楽家のフランツ・リスト、スティーヴィー・ワンダー、画家のカンデンスキー、ジョージア・オキーフらも共感覚者だ(った)と言われている、そう。 |
『ギミー・ヘブン』 |
※2006年、渋谷円山町に新しい映画の都デビュー!
ユーロスペース<1&2>+シネマヴェーラ渋谷(渋谷唯一の名画座)+Q・AXシネマ<1&2>と合計5つのスクリーンを持つ巨大シネマビルがオープンします!
[gimmy-heaven] Tokyo Stage Greetings
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※(c)2004アートポート、松竹、ユーロスペース、関西テレビ
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