『アメノナカノ青空』キム・レウォン氏来日会見
映画『アメノナカノ青空』、写真集「PURE」発売、記者会見
12月10日[土]～公開の映画『アメノナカノ青空』（配給：松竹）のPRで主演のキム・レウォン氏が来日され記者会見を行いました。
キム・レウォン氏は『アメノナカノ青空』でカメラマンのヨンジェ役。韓国でのニックネームが＜スマイル＞という彼にぴったりの役柄だが、ヒロインを励ましながら、やがて深い愛に目覚める男の切なさも演じている。主な出演作に『マイ・リトル・ブライド』(2004／大鐘賞新人男優賞受賞）、TVドラマ「屋根部屋のネコ」(03)等があり日本でも人気急上昇中。
大切な人が死にゆく運命だったら何を？―「今まで考えたことなかったんですけど、相手の方が望む事すべてをしてあげたいと思っています。大好きな北野武監督の『HANA-BI』を思い出しました」。来日の楽しみの一つに食事を挙げ「韓国でもよく日本食を食べに行きます。昨晩は、お刺身をいただきました。今日と明日は必ずお好み焼きを食べようと思っています」と特大のスマイルを見せていた。
キム・レウォン写真集「PURE」プロモーションイベント（主催：KNTV）
ファンミーティング
同日、14時からは写真集「PURE」プロモーションイベントのファンミーティングが東京厚生年金会館大ホールで行われました。インターネットで発売したチケットは1階席、2階席と二度に分けて発売され、1階席は3分間で1,200人が応募。約2日後に2階席を発売したところ20秒で完売―2000人がキム・レウォン氏との至福の時を過ごしました。キム・レウォン氏はKNTVの2006年カレンダーへの登場も決まり、このカレンダーは本日のイベント参加者に配布される。
「前回のファンミーティングは千人ぐらいお集まりいただいて、今回はもっと大勢の方ということで大切に思っています。きっと楽しいものになるでしょう」と記者会見で述べた通り、抽選で直筆サイン、ハグ、握手といったファンとの交流をメインにしたスタイルでした。大サービスの客席練り歩きも実施―ファンの協力もあり怪我人がでることなく2階、1階の順に。キム・レウォン氏が「皆さん一人一人と心は通じ合えたと思っています」とコメントしたり、感動されて「チョンマル（本当に）…ホントニ イイ キブン」と日本語で語りだす場面もありました。
基本的にイベントの進行は取材陣に知らされているのですが、ご本人の希望で【キム・レウォンがファンに質問するコーナー】も急遽行われることになり、和服姿の女性に対して「着物は苦しくないですか？」や「趣味は何ですか？」と記者の気分を味わう姿を見せたが、質問されるより『質問する方がいいですね』と本音をポロリ。ちなみにキム・レウォン氏の趣味は「釣り」で写真集撮影の合間にも釣り糸をたらしていたそうです。ほかにキジやイノシシをハンティングしたり、プロにコーチしてもらってゴルフもはじめられたそうです。
写真集「PURE」（竹書房刊／発売中）は、千葉の館山と横浜、東京で撮影。写真集を撮影した宅間カメラマンからは、スケジュールの都合がつかずビデオレターが寄せられた。でも実はスケジュールの合間をぬって客席に隠れており、サプライズでキム・レウォン氏に花束を贈呈するために登壇。ファンからも大声援がおくられた場面も。互いに「ビッグ カムサハムニダ[ありがとう]」（宅間）、「ビッグ アリガトウ」（キム・レウォン）と韓国語と日本語をミックスして挨拶していたのも微笑ましい。
「写真集を発売するのは初めてで、出来栄えも非常に気に入っているし、とても素敵な写真集ができたと思っています。意図的に笑った姿ではなく、宅間さんと会話している時の笑顔といった自然な笑顔で、本来の姿よりかわいく写っていると思います」。
「『ミスター・ソクラテス』を撮り終えました。強い印象で、荒っぽいキャラを演じています。日本の方は温かくて、優しいキャラを好まれるようなので、そういうキャラを演じたいと思います。次回作は悲しいメロドラマの計画があります。まだ決定ではなく、韓国に帰国後に決定する予定です。これからも頑張っている姿を皆さんにお見せしたいです。『アメノナカノ青空』が公開されるのでたくさんの関心をお寄せください。（客席から『サランヘヨ[愛しています]』コールに）僕も皆さんを愛しています」。イベントの最後にファンからアンコールの拍手がやまず、1コーラス歌う大サービスとなった。
[...ing]Tokyo Press Conference and [PURE]Tokyo Fan Meeting
『アメノナカノ青空』（2003）[・・・ing]
2005年12月10日[土]～シネクイントほか全国順次ロードショー
監督・脚本：イ・オニ 日本語字幕：根本理恵
出演：イム・スジョン、キム・レウォン、イ・ミスク ほか
2003年／韓国／1時間44分／松竹配給
公式サイト：http://www.ameao.jp/
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