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『ソウ2』(2005)[SAW II]

10/29[土]~『ソウ2』は、昨年公開のソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』の続編。前作から7ヵ月後、連続殺人犯ジグソウと同じ手口の惨殺死体が見つかる。そこに残されたメッセージが意味するものは?

執筆者:南 樹里

『ソウ2』を観ました

目覚めると金庫が置いてある部屋。出口のない館に閉じ込められた8人の男女。

<さあ、ゲームをしよう> それぞれのためにつくられたゲーム。ひとりずつ消えていく・・・。外に出られるドアはどこにあるのか?

『ソウ2』(2005)[SAW II]

『ソウ2』(2005)[SAW II]昨年公開された『ソウ』の続編が、ついに完成したようす。前作の監督・脚本チーム、ジェームズ・ワンとリー・ワネルは製作総指揮にまわったそうです。

<<刑事エリックの下に殺人事件発生の報がくる。現場には、惨殺死体が転がっていた。その手口は残虐極まりなく、東武が半分欠如していた。刑事の脳裏をよぎったのは―連続殺人犯ジグソウ。果たして、あの連続殺人事件の時のように、またもジグソウの犯行なのか?>>

『製作会社と誓約書を交わしているため、10月29日までコメントは書けません』ということで、長らく表示していましたが、11月になり掲載できるので開始!

続編のようであって、続編ではない『ソウ2』なのでした。上映後には監督のティーチインが行われ『ソウ』へのオマージュだと…今回は<リアル>さを大切にしたといいます。個人的には後頭部にささった金属―なかなか抜けない、あのねっとりさ。銃弾が頭部に…その時、血液や肉片がどうなるか、というところなどで感じました。

『ソウ2』(2005)[SAW II]まずジグソウが出てくるのです。あれれ?病気を考えれば、既に亡くなっっているはずでしょ?劇中には明らかにされていないけれど、監督曰く「7ヶ月後」の設定だとか。まあ、ここはつっこまずに進む。ジグソウ的には、『自分はジグソウではない。それは世間やマスコミが勝手につけた名前だ。自分の名前は○○だ』とな、確かに。でもって次の標的に選んだのがドニー・ウォルバーグが演じたエリック。最初の事件はゲームに誘い出す手段だったのだ。

『ソウ』のバスルームが登場したり、もちろん仰天ラストも用意されております―『ジグソウは最前列で見るのがお好き』ですからね(まぁ。おそらく見間違えると思います、最初は)。ある部分は、ちょっと『CUBE2』を思い出した感じもします。といってもポップコーン片手に笑い・驚きながら気楽に鑑賞。おそらく本作をデート(行くかぁ?)で観て、この態度をとったら一般的には男性に嫌われるでしょうね。もう一つ書くと、アメリカでのポスターが差し替えられたこと。SAW2の2部分をカットされた人間の指2本で表現していてNG(へぇ、ダメなんだぁというのが正直な感想)。それで変更後が、壁をなぞる2本の指with血液(で、こっちならいいの?)。いかん!感覚が麻痺?!しているかも。[2005/10/18]

『ソウ2』(2005)[SAW II]
フォトギャラリー[About.com]

『ソウ2』 (R-15)
[SAW II]
2005年10月29日[土]~VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズほか 全国ロードショー
監督・脚本:ダーレン・リン・バウズマン 脚本:リー・ワネル 日本語字幕:松浦美奈
出演:ドニー・ウォルバーグ、ショウニー・スミス、トビン・ベル、フランキーG ほか
2005年/アメリカ/1時間40分/アスミック・エース配給
公式サイト:http://saw2.jp/

※著作権は撮影者・南樹里及びオールアバウトに帰属します。
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※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。
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※(c)2005 SAW2 PRODUCTIONS, INC.
※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "SAW II" Photographs may not be copied for use elsewhere including other Internet sites without permission.

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