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『姑獲鳥の夏』製作発表会見(2ページ目)

2005年、夏に公開予定の『姑獲鳥(うぶめ)の夏』の製作発表会見レポ。新たなミステリーファンを増やし“京極堂”シリーズとして続刊中。実相寺昭雄監督によって映画化!出演陣は、衣装で登壇。

執筆者:南 樹里

『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見で出演者は衣装で登壇

現在、快調に撮影進行中の『姑獲鳥の夏』の製作発表会見が8月10日(火)、恵比寿のウエスティン・ホテル東京にて行われました。原作者の京極夏彦氏からは、「構想20年、発表から10年が経ち、映画化となったことを喜んでいる」旨のコメントが、また京極堂の妹、中禅寺敦子役である田中麗奈さんからもビデオレターが寄せられた。

『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見
榎木津礼二郎役、久遠寺涼子/梗子役(二役)、中禅寺秋彦=京極堂役
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見「姑獲鳥の夏」講談社文庫*南は会見後に購入。キャラが面白い&結末が気になり、一日で読み終えました。 『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見
関口巽役、久遠寺菊乃役、木場修太郎役
↓●名前をクリックすると公式サイト他にジャンプします。↓文内( )表記は質問内容、ほか
 
■■8月10日(火)『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見(1)■■

実相寺昭雄監督 

『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見

制作サイドは、この作品のシリーズ化を考えているようで、作品が良くても興行で失敗したり、その逆もあるわけで…1作目で失敗したら…という気持ちでいる。出演者におんぶに抱っこで行こうかと…。(最近まで)大学で9年、教鞭をとり、東海道五十三次でもまわりたかったが、年金受給に2年ばかり足りなくて…。仕事はしたくないけど、やりだすと体が覚えていて、自動的に動いちゃう。早く撮影を終わらせようと思っています。

堤 真一さん  京極堂こと中禅寺秋彦(古本屋・京極堂の主、武蔵清明社の神主、憑き物を落としたり、悪霊を祓う祈祷師)

『姑獲鳥(うぶめ)の夏』製作発表会見

人気シリーズとは知りませんでした(笑)。「非難とか、バッシングされるぞ~」と周囲の人に言われたので、覚悟しています。京極の考えは科学的、人を嚇すところがない。永瀬さんと二人でクランクインしましたが、いつのまにかカメラが回っていて、リラックスして演じてます。原作とは違っても、(またその部分を)楽しんでいただければと思っています。*その妻、中禅寺千鶴子役は、清水美砂さん。

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