映画/映画関連情報

ディスニー映画『ブラザー・ベア』(2ページ目)

3/13(土)~公開。ネイティブアメリカンの神話や伝説を基に練り「生命」「絆」を描いたウォルト・ディズニーらしいファンタジー作。3DCG全盛の中あえて手作り感にこだわった春休みにピッタリの作品。

執筆者:南 樹里

「クマ」のトーテムを軟弱に感じているキナイ。そんな彼に運命のイタズラが…。彼らの魚をクマが盗ったことに腹を立て、クマに仕返しをする!と命を狙いに出かけるキナイ。また無鉄砲が始まったと兄たちは、後を追う。案の定、キナイ一人では、太刀打ちできず長兄、シトゥカが自分の命を賭して弟達を守り抜く・・・。それでも懲りないキナイは、シトゥカの復讐としてクマに敵討ちを。。。

だがグレイト・スピリットは、復讐で命を奪うことを赦さなかった。そこでキナイの姿をクマに変えてしまうのだった。

ブラザー・ベア

慣れない森の暮らしで助けてくれたのは、コグマのコーダだった。ママとはぐれ、ひとりぼっち。いたずらっ子でおしゃべりも大好きなやんちゃな子。お歌も大好き。いつも明るくて元気いっぱい。。。だけど本当はとってもさびしがり屋さん。

コーダは、ひとりぼっちで程遠いサケの川を目指して旅をしていた。再びママにめぐり合うために・・・。キナイとしても、ある目的と一致するため 。。。こうして2匹の冒険が始まる。。。

原題:『BROTHER BEAR』
日本語版字幕翻訳:稲田嵯裕里 *日本語吹替え版もあり
監督 : アーロン・ブレイズ 、ボブ・ウォーカー
[2003年/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーSRD/上映時間1時間25分]
オリジナル・サントラ
配給 : ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)

▼南の試写コメ
『ライオンキング』から10年経つとは思えない!時が経っても心に残るのはディズニーの魅力ですよね。それにしても開始15分で泣いちゃう南って。。。独りぼっちになっていると必ず救いの手が差し伸べられるんですよね。言葉遊びも楽しい作品。動物達のじゃれたりする仕草は最高に可愛い。ヨガをする、そんな動物みたことないぞ!なんて言わずに納得しちゃう。それにキナイの声は『グラディエーター』のホアキン・フェニックスだったりする、日本語吹き替え版の声優は、なんとあの仲良しペア。定番のエンドロールも楽しみがいっぱい!第76回アカデミー賞のアニメ部門でもノミネートされた作品です。前売り特典のケータイ・クリーナーも可愛い♪。途中で画面サイズが(ビスタからスコープに広がる)変わりますよん。それがどこかは、観てのお楽しみ。

そうそう忘れちゃいけない作詞・作曲はフィル・コリンズ、映画『ターザン』でグラミー賞やオスカーもゲット!、作曲マーク・マンシーナ、『ターザン』はもちろん、グラミー賞を3度もゲットしている作曲家(4月公開の映画『ホーンテッド・マンション』も)ですからね。。またティナ・ターナーの歌う歌詞には「この世に生きる すべてのものは兄弟」「見えないところに 真実はある」とこれまた絶妙なさじ加減で物語りに「夢」「希望」をもたせます。

[2004年2月19日 @ブエナビスタ試写室]
『ブラザー・ベア』 &ディズニー―書籍とCD(輸入版含む)
↓画像をクリックするとamazonにジャンプします↓
ブラザー・ベア
『ブラザー・ベア』 ディズニーアニメ小説版
小説版のブラザー・ベア。
ブラザー・ベア
Brother Bear
輸入版サウンドトラック
ブラザー・ベア
Disney's Brother Bear
輸入版のストーリーブック。
ブラザー・ベア
Disney Storybook Collections
輸入版。白雪姫、バンビ、シンデレラ、ピーターパンといった数々のお話のストーリーブック。*ブラザー・ベアは入ってません。

『映画』トップページへ戻る

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます