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スペイン美女が魅せる恋愛映画(3ページ目)

3月6日(土)~公開するビセンテ・アランダ監督による「愛」「歴史」両面の集大成作品『女王ファナ』&『carmen.カルメン』を紹介。また映画の舞台となるスペインを写真で巡ってみませんか?

執筆者:南 樹里

★☆ 舞台となったスペイン ☆★

トレド生まれのフアナ。1501年トレドの大聖堂でカスティーリア王位継承権が認証。26歳で未亡人になるまで献身的な愛情を夫に注ぎつづけた。

トレド
 

カルメンといえば、フラメンコと闘牛士との恋。フラメンコの誕生に深い影響を与えたのは、15世紀にスペインに入植したロマ族。

闘牛士の像 と フラメンコ
 
 

フアナの母、イサベラ女王が資金提供をしたことにより、コロンブスは新大陸を発見できた。1888年のバルセロナ万博の際に建てられた高さ60メートルのコロンブスの塔。頂のコロンブス像は、右手で海を指している。(左)セビリヤのカテドラル内、コロンブスの墓のモニュメント。当時のスペインを構成していた4人の国王、レオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴン王が担いでいる。柩は地下。(右)

コロンブス
 
 

カルメンの舞台となったアンダルシアの州都、セビリア(セビーリャ)。旧王立タバコ工場。18世紀に建てられたもので小説、映画の設定ではカルメンが働いている場所とされる。現在は大学。(左)1401年、モスクの跡地に建築されたセビリアのカテドラル。イスラム教時代のミナレット(尖塔)をヒラルダ(風見)とした97.5mの高さの塔は、町のどこからでも見える。頂ブロンズ像(4m)は風により回転する。(右)

セビリア
 

イスラム時代には首都として栄えたコルドバ。白壁&細い路地のユダヤ人街、花の香りと美しいパティオ(=中庭)が見られる。メスキータイスラム教のモスクがキリスト教の大聖堂へ変遷した過程が残っている。ゴシック、ルネッサンス、バロック様式が混合する不思議な空間。(左)コルドバの名産、銀細工。「ガレリアス・ツーリスティカス」で購入、手作業であることも特徴。また特殊加工が施してあり色あせしない。(右・私物)

コルドバ
 
 
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