日本でおなじみと呼べる役者がほとんど登場していない。だからこそ、一人一人の魅力が新鮮だ。親友・ジュール役のキーラ・ナイトレイはなんとヒロインより8歳年下で、撮影中は16歳だったという。だが、彼女はしっかりとした大人の自信を感じさせている。スレンダーで、タフ、スポーティな美人。色気というより、溌剌としたフレッシュなかわいらしさのある女優だ。アディダスのスポーツブラ姿できりりと立つ姿は凛々しくて、かっこいい。ジェスとジュールが同時に好きになってしまうコーチのジョーを演じるのは、ジョナサン・リース・マイヤーズ。実際に孤児院で育ったという彼は、これまでエキセントリックな役を与えられることが多かったが、今回は孤独で屈折した面を持ちながらも、サッカーと選手たちに情熱を注ぐやさしい好青年をさわやかに演じている。これからますます人気が出そうな俳優だ。（日本のファンが作っている彼のファンサイトがありました。）
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ベッカムは出るのか、出ないのか。出ます、ちらっと。サッカー選手ではリネカーが友情出演？！ベッカム本人はこの映画を「ものすごく気に入った」と絶賛しているとのこと。またイギリスのブレア首相も「この作品を誇りに思っている」と言葉を寄せている。
にぎやかなインド系イギリス人たちの結婚式。迫力あるサッカーの試合。思春期の女の子たちの部屋。男子禁制の女子ロッカールーム。初めての恋。親友との三角関係。プロサッカー選手なりたいという夢に向かって、突き進んでいくジェスとジュール。コメディタッチの間合いの鍵を握るのは、ジュールの母親。その早とちりがなんともおかしくて、客席から失笑がもれる。
サッカーが好きであろうとなかろうと。気軽に見に行って、元気いっぱいに繰り広げられる映像と、多彩な音楽をのんびりと楽しむには最適な作品。もちろん、男性にもお薦めします。
★STAFF＆CAST★--------------------------------------監督：グリンダ・チャーダ
製作：ディーパック・ナヤ/グリンダ・チャーダ
脚本：グリンダ・チャーダ/グルジット・ビンドラ/ポール・マエダ・バージェス
製作総指揮：ウルリヒ・フェルスバーグ/ ラッセル・フィッシャー/サイモン ・フランクス/ ジギ・カマサ/ハニート・ヴァスワニ
撮影：ジョン・リン
出演：パーミンダ・ナーグラ/キーラ・ナイトレイ/ジョナサン・リース・マイヤー ズ/アヌパム・カー/アーチー・パンジャビ/シャズネー・ルイス/フランク・ハーパー /ジュリエット・スティーヴンソン
★上映館★（日程は変わることもありますので、劇場にご確認ください。）
2003.4.19～ シネスイッチ銀座、テアトル新宿、渋谷 シネ・アミューズなどにて全国ロードショー （*公式サイト内に劇場案内があります。）
★もっと詳しく知りたい人へ★
■画像も音楽も最高！オフィシャルサイト 『ベッカムに恋して』
■「Walker Plus」の紹介記事
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■劇場鑑賞券 3組6名
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⇒締め切り：4月30日（水）中
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