☆レオノル・ワトリング(1975年生まれ)
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『ハモンハモン』(1992年)でペネロペ・クルスを見出したビガス・ルナ監督がヒロインに選んだといえば、その女優の将来はぐんぐんと明るく広がっていくことは間違いないでしょ。
そんな明るい未来が待っているのは、2月2日公開の『マルティナは海』(2001年)のヒロイン、レオノル・ワトリング。端正な顔立ちや男を挑発する肉感的なボデイなど、ペネロペよりどちらかといえばモニカ・ベルッチに雰囲気は近いと思う。
あどけない女の子から激しい情熱に身を委ねる女性に変貌し、母親よりもひとりの女性として生きることに貪欲な女性を、大らかに自然な演技で表現して、ただものではないところを見せている。
なにをしてもセクシーなワトリングだけど、私がいちばんエロティックだと思ったのは、白いパンティを干すシーンとオレンジの皮をむかずそのままギュッと手で押しつぶしてジュースを飲むシーン。嫌味のない、ほどよいセクシーさで日本人のハートをギュッとつかむことができるかな。 (All
About Japan映画ガイド:名護 すえ子)
<関連サイト>
『マルティナは海』オフィシャルサイト
※文中のカッコ内の数字は映画の制作年度を表記したもの