テクノポップ/アーティストインタヴュー

Idiot Pop~いい意味で馬鹿ポップ

デビュー・アルバム『Idiot Pop.』、ミニアルバム『Idiography E.P.』と立て続けにリリースしてきたIdiot Popにインタヴュー!小室哲哉とジョン・ケージを心の師匠にポップと実験性が交差する。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

名前の由来


ガイド:
僕のBlog(テクノポップ定点観測)でも書いたのですが、Idiot Popというネーミングは素敵です。別にIggy PopやDaft Punkを意識したわけではないのですよね?

Idiot Pop:
ありがとうございます。ネーミングは、友達が「お前っていい意味で、どっか馬鹿ポップだよね」と言われて、それでIdiotって言葉好きだなと思って、Idiot Popって名付けました。あと、自分全然ポジティブなんかじゃないし、自分自身を卑下するのも好きなのでそうなりました。Iggy Popは全く意識してはないです。後で、なんかに書かれて気づいた程度です。Daft Punkとネーミング似てるのは愛嬌で。

Idiot Pop


ガイド:
Webのプロフィールを見ると、出身は宮崎の延岡市とありますが、延岡市には何歳くらいまで居られたのですか? どんな少年時代だったのでしょうか?

Idiot Pop:
生まれも育ちも延岡です。大学に出てくる18までずっといました。少年時代は、結構遠慮する子だったと思います。例えば、親戚にご飯つれていってもらっても、ジュースは頼まないとか。ダダとかはこねた覚えはないっすね。わがままも言わないし。いい子だったと思います。自分で言うのはなんですが。

ジョン・ケージ


ガイド:
大学時代にジョン・ケージに関する論文を書かれていますが、ジョン・ケージに最初に興味を持ったきっかけは?

Idiot Pop:
大学時代、NY研究のゼミに入って、その教授に、ジョン・ケージとかの本を書いてる末延芳晴さんを紹介されて、その人と飲み言った時に、いろいろお話させていただいて、面白いなっと思って。その頃、当時の音響系とか現代音楽とかにも興味を持ち始めた時期だったので、勢いで経済学部なのに書いてしまいました。僕にとって小室哲哉とジョン・ケージが二大師匠みたいになっています(笑)。ポップと実験性という意味で。
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