テクノポップ/Perfume関連

Perfume対談~直角二等辺三角形TOUR(8ページ目)

19公演にわたった直角二等辺三角形TOUR終了! 第1回は8月に行われた福岡と愛媛の中ホールでのライヴをもとに、助手と研究生を迎えて対談を始めます。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Speed of Sound


先生:
博士が前回の対談で「「Speed of Sound」はまるでツアーを意識した着替え曲ですね」と言いましたが、これはどんぴしゃでしたね。歌詞もDaft Punkの「Technologic」みたいに単語の羅列、たぶん、Kraftwerkの「Numbers」とかそのあたりが原型だと思いますが・・・映像と組み合わせて、衣替えには確かにぴったり。

研究生:
Perfume自身は直接関与しない箇所ですが、こういった近未来な演出があるとライヴトータルの印象がぐっとかっこよくなるような気がします。「Perfumeの掟」をものすごく観たがっていた奴としては、あのような演出をもっと観たかった。トークの時間を削ってあのパフォーマンスに時間を割いてほしい。

edge~


先生:
「edge」はこれで3ヴァージョン目になりますね。この曲に関しては、2階席以上で見た方が、レーザー光線ショーが見れて楽しいです。

研究生:
確かに1階だと、演出の妙は満喫しきれなかったかも。ちょっともったいなかったですねー。しかし、この曲のレーザー演出はド派手!遺跡を模したようなセットの真ん中がせり出してきて、そこにPerfumeが乗り込んで・・・。映像と実際の3人がシンクロする演出もあったような・・・。派手すぎてPerfumeが何をしていたのか、よく思い出せません(笑)。

先生:
凄い仕掛けではないのですけれど、箱に映し出された映像に合わせてPerfumeの3人が箱から上がっていく様子は、このライヴのひとつのピークになっていますね。8分間退屈させないで見せるのは、Perfumeの力量を感じます。
その後も、新曲「I still love U」を交えて、鉄板攻勢。こうして改めて聴くと、Perfumeはライヴで使える曲というのが豊富です。

研究生:
「I still Love U」は、腰の低いグルーヴが本当にかっこいい。「edge トライアングル-mix」のような上空へ伸び上がっていくような派手な上物を持つ曲の次に配置することで、シャープなコントラストが演出できていた。改めてファンキーな曲だと実感しましたねー。

あと、このときの衣装であ~ちゃんのひらひらスカートが超絶かわいかった!振り付けでくるくる回ると、スカートが綺麗なシルエットでふんわりと舞う。これがめっちゃアイドル!!こんなところでも80’s風味なんだとも思いましたが(笑)。地方遠征後、僕の周りではあ~ちゃん株が急上昇。一年365日のっちのちしっぱなしの僕も、今回ばかりはあ~ちゃんに目が行きっ放しでした。
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