Modeselektor+Apparat=Moderat(2ページ目)

Modeselektorのジャケ

ガイド：
Modeselekｔorのアルバムのジャケって、変態っぽくって、好きです（笑）。わざとカッコよくしないみたいな。

Moderat：
Modeselektorにはいかにもデザインしましたというような着飾った感じは必要なくて、けど長年の年蜜なプランによってあのアートワークは構想されたんだ。たとえばModeselektorのサルのデザインもそうとう時間がかかったからね。

トム・ヨークがファン？

ガイド：

Happy Birthday!

アルバム『Happy Birthday!』にはトム・ヨークが参加し、Radioheadのジャパンツアーでもオープニング・アクトを務められましたよね。トム・ヨークがあなた達のファンであると知って、驚きましたか？

Moderat：
そりゃ驚いたよ！なんせあの天才がファンだっていうんだから・・・ツアーでの経験も宝物だね。

ガイド：
Radioheadはロック・フィールドにいるバンドですが、一見、ヒップホップ的な要素ももったエレクトロな音のModeselektorといっしょにツアーするのは異色の取り合わせという気もしますが、反応はどうでしたか？

Moderat：
Radioheadは彼らのテイストがあって、いろんな音楽が好きだからね。お客さんの反応には手応えあったよ。

エレンとのコラボ

ガイド：

Orchestra of Bubbles

Apparatの方も、エレン・エイリアンとのコラボ・アルバム『Orchestra of Bubbles』とApparatとしての『Walls』とリリースをしてきましたが、エレンとのコラボから得たものは？　「Leave Me Alone」とかがとてもポップだったのが、意外かつ印象的でした。

Apparat：
あのアルバムの前まではコラボレーションは無理だった。いつも一人でスタジオにこもってたし、他の誰かと作品を作るのは考えられなかったよ。エレンと作り始めたときに、始めは別々の場所で作業したかったんだけど、一緒にやろうとエレンに強いられて・・・けど、それがいい結果に繋がって、最終的には一緒に作業する事に慣れたね。「Leave Me Alone」はエレンが歌うはずだったんだけど、僕が歌ってみたら、エレンがどう歌ったら良いのかを指示してくれて、歌った事が無かったから凄い違和感を感じた。またそれも慣れだっだけどね。あのアルバムではいろんな経験が出来たし、いうまでもなくModeratに繋がったね。