ヘンタイよいこでセレビッチ
ガイド:でも、ちゃんと聞いていると、意外と節度があるんですよね。アーバンギャルドの世界観というのは何かに共通している・・・とこの前、思っていたんですが、「ビックリハウス」の“ヘンタイよいこ”ではないかと。変態ではなくてヘンタイ。
松永:
「ビックリハウス」ときましたか。82年生まれの僕はもちろんリアルタイムで読んではいないのですが、「ヘンタイよいこの歌」は持ってますし、糸井重里、YMOファミリー、ライダーズファミリーの洗礼は痛いほど浴びてきたので、その影響は計り知れないかもしれません。
センスのある下品さ、にはこだわりがあります。フランス・ギャルに「棒付きキャンデー」を舐めさせてほくそ笑んだゲンズブールのようにありたいと常々思います。YMOから提供された「過激な淑女」を歌わなかった中森明菜こそ下品だろ!と声を大にして言いたい所存であります。
つまり今ちまたで流行っている(らしい)“セレビッチ”とは、まさしく我々のことなのです!我々のことなのでR(←語尾も80年代を意識してみました)。
仮想敵は?
ガイド:メンバーの皆さんに質問です。あなたの「仮想敵」は?
LIVE |
松永:
「お金」ですね。資本主義は芸術を志すものを常に誘惑し、翻弄し、助けます。叶うなら、ロシア・アバンギャルドの尖兵でありたいです。
よこたん:
「ちょっと先の未来」かも。
日々自分たちの未来を妄想しながら生きているのですが、妄想を如何に実現させるかのプロセスが、一番苦しくて一番楽しいですね。 男女の恋愛で言う駆け引きみたいなものです。と、これも妄想で答えてみました(笑)。
瀬々:
「萎え」ですね。「萌え」を感じるシチュエーションを生活のなかに取り入れて生きたいです。
谷地村:
難しい質問だ・・・。
「谷地村啓」ですかねぇ。自らを脅威に陥れるのも結局は自分の振る舞い次第ですから。普段のナマケモノで太ましくてインターネット大好きな引き篭もりな自分と、時折現れる驚異的な集中力を持ったイケメンでGackt似の自分とをいかにコントロール出来るかってのが日々の研究課題です(謎ですね)。ていうかまぁ「ADD(注意欠陥障害)」ってだけなんですが(笑)。
藤井:
「時間」です。
締め切りやら納期というのは誰かを追い詰めるために作られた仮想敵。基本的にのんびりした人間なのでよく追い詰められてます。
今後の野望
ガイド:最後に、今後の予定や野望について教えてください。
松永:
東京ゲリラ |
ちなみにxアーバンギャルドから購入の場合特典もついてます(笑)。
あと、ツアーで今度は名古屋に上陸します。8月2日、今池得三にて。All Aboutでもお馴染みのぶどう÷グレープ、ベテランバンドのA.C.E、ミンカ・パノピカと開催するテクノポップ系イベントです。
こちらは四方先生がライナーを書いて下さってますね。
野望としては、やはり子宮からメジャーデビューでしょう。 かのクラーク博士も「童貞よ、大志をいだけ」とおっしゃっています。
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