1980年秋~テクノというよりタンゴ
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おかえりなさい秋のテーマ |
資生堂80年秋のキャンペーンに使われたのは、加藤和彦の「絹のシャツを着た女」。キャンペーン・タイトルに合わせて「おかえりなさい秋のテーマ」との副題も付きました。『うたかたのオペラ』からのおしゃれな曲ですが、テクノではなくタンゴです。
1981年春~春咲小紅
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春咲小紅 |
初のテクノな化粧品CMソングとなったのは、カネボウ81年春のご存知「春咲小紅」です。当時、YMOと完全にリンクしていた矢野顕子の一番のヒット作(オリコン5位)ともなりました。テレビ歌番組で実際にYMOをバックにこの曲が歌われました。「春咲小紅」の歌詞は、「春先、神戸に見に見に来てね」という意味の81年開催の神戸ポートピアにの隠れテーマソングと言われました。
余談1:「ラジオスターの悲劇」のカヴァーもしている、エアギターの人として一躍脚光を浴びた、金剛地武志のyes, mama ok?は、アルバム『Q&A 65000』でドラム叩き語りに挑戦した「春咲小紅」の破壊的なカヴァーをしています。
余談2:マンコスという史上最凶のとんでもないバンドがいまして、マンコスのメンバーに春咲小紅と名乗る女性がいます。