テクノポップ/YMO関連

戦場のメリークリスマス(4ページ目)

もうすぐ、クリスマス。だから、「戦場のメリークリスマス」特集。カヴァーが多い曲として知られますが、一体全体幾つのカヴァーあるんでしょう? どうしてそんなにカヴァーが多いのか?

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

クラシックな癒し系カヴァー

日本でも教授の「Energy Flow」あたりからクラシックと癒し系というのが、世間的に微妙にクロスオーヴァーしてきましたが、「戦メリ」カヴァーというのもその側面を有しています。癒し系という言葉、抵抗がありますが、ヒーリングというと更に抵抗があるんで、やっぱり癒し系にしておきます。

glow
ドイツ出身女性ヴォーカリスト、(26)Bobo*はアルバム『glow』 にてロンドン・セッション・オーケストラをバックにケイト・ブッシュ~ビョーク系ヴォーカルの「禁じられた色彩」をカヴァー。 他にもクラシカルな癒し系及びチルアウト系としては、(27)Cerise、(28)Open Quartet*、(29)Mark Ayres、(30)L'Orchestra Cinametique、(31)Paul Brooks*、(32)Anastasi、(33)Riccardo Eberspacher などがあります。

(34)Baby Booや(35)トライトーンといったアカペラも忘れてはいけません。ブラジルのパッカッショニストである(36)Vera Figueiredoやボサノバ系の(37)Koi、ジャズ系の(38)Chris Minh Dokyもあります。

中華系では、YMO曲もカヴァーした(39)China Music Orchestraや(40)ウー・ファン。日本では、(41)仙波清彦with笹路正徳、R&B系の(42)AI、スカパンク系ミクスチャー・バンドの(43)ロットングラフティーは「悪巧み~Merry Christmas Mr.Lawrence」というタイトルでカヴァーしています。

ネタ系カヴァー

飴と鞭
最後は僕のお気に入りで締めましょう。カヴァーというか、まぁネタなんですが……。(44)清水ミチコの『飴と鞭』に収録の「メリークリスマス・ミスター一休さん」! 「戦メリ」をバックに「一休さん」を歌うという早すぎたマッシュアップ!!


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