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4-D再編!小西健司さんへの質問(3ページ目)

4-Dは伝説のバンド・・・P-MODEL、Urban Danceへとも繋がっていく。集大成CD『Die Konstrunktion』のリリースし、そして再編した4-Dの小西健司さんにインタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

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4-Dのこだわり

――今回、集大成を聴いてみて思ったのが、先ずこんなカッコいいバンドが関西に居たんだと。ドイツ的なハンマービートや日本のニューウェイヴでは稀有な耽美主義が感じます。こだわりのサウンド・エフェクト実験が楽しめるのですが、同時に十分ポップだと。小西さんも根がポップなんじゃないかなぁーと。

好き好きエレポなんてお手伝いしたりするくらいですから当然POP的な物は大好きなんです。ですが当時からトライはしてみるのですが、やっぱりその血は自分の中には存在しないと確信しているわけで… 現在の4-D MODE-1でもエレポを作ろうとしていますが、やっぱりますます、その血は流れてはいないんだと感じています。

H-FUNK II
――4-Dのリリースはお金がかけられないソノシートから今回のCDの装丁まで、デザイン主義を感じます。デザイン的なこだわりは皆さん、高かったのですか?

お金をかけて格好良い物が出来るのは当たり前のことだと思っていました。それをお金かけずに作るにはどうしたらよいかと。この間も今回のジャケット担当してくれたデザイナーの天津氏と話してたのですが『F-1』以前は中垣がデザインやなんかもやってくれてたんです。ジャケットに穴開けたり、何か貼り付けるのも中垣のアイディアで手仕事が大苦手の僕は、手伝った覚えがありません。

P-MODELへの加入

――横川さんがP-MODELへ加入・脱退し、小西さんもP-MODELへと“改訂”後に参加されたわけですが、平沢さんから直接お誘いがあったのですか?

平沢とはDADA時代からの付き合いなので、細々としたコラボ的要素はあったのですが、いつか一緒にバンドしてみたいとは思っていました。まだその頃はネットなんてものが、使えるレベルまで達してませんでした。

で、改訂あたりの頃にはネットがやっと実用的なレベルまで来てたので「あぁ、大阪にいても大半の作業は可能な時代になったな」と思って「僕メンバーに名乗りを上げておきますよ」って確か日比谷野音の楽屋裏で宣言したら、みんなにビックリされた。

4-Dの計画

4-D Live in Tokyo (May '06)
――2006年に4-D MODE-1を再編されますが、新譜の録音などはもう始まっているのでしょうか? ぜひ、今後の抱負も含めて発表できる計画があれば教えてください。


昔と変わらず、曲は沢山出来てきます。もうすぐライブがあるって言うのに、みんなまだ曲作ってる(笑)。でも何回かライブで演奏するともう飽きてしまって、また作ってるって感じでいつかちゃんとまとめようと思っています。新作のリリースはします。ロゴとタイトルもほぼ決まってます。

個人的には国外ではA Different DrumSection 44からリリースしたいなと思って、他のメンバーを啓蒙中です(笑)。

――新作とても楽しみです。おおお、A Different Drum化Section 44からリリースしたら日本人第1号ですかね。ご協力ありがとうございました。
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