テクノ・ボーイ
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テクノ・ボーイ |
YMOがちょうどブレイクした時期に出版されたテクノ図鑑『テクノ・ボーイ』を紐解いてファッション・チェックをしましょう。YMOに始まるテクノポップ系バンドにインタヴューしているカラーページも豊富な本であります。もし、オークションや古本屋で見つけたら、ぜひGETしてください。
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ヒカシュー |
YMOの3人はBrick MONOのスーツでバシッと決めています。今着ても十分いけます。結構、スーツ姿のアーティストが多いのですが、ヒカシューは赤いブレザーに白いパンツ(本では白黒なんで色の判別は出来ないのですが、デビュー・アルバム『ヒカシュー』のジャケから推測)! これでは、日の丸オリンピック仕様のアイビールックではありませんか!
スタイリスト、グラフィック・デザイナーというメンバーを抱えたプラスチックスは、5人でボーダーシャツのショットがあります(所有していませんが、シングル『Top Secret Man』のジャケと同時に撮影されたと思われます。)。渋谷系よりもいち早くボーダーを取り入れていたんですね。
エナジードーム
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DEVO LIVE 1980 |
この本で唯一インタヴューを受けた海外アーティストがいます。それはDEVOです。DEVOは「テクノポップは素晴らしい日本英語」とコメントしています。テクノポップ的ファッションの大御所と言えば、ユニフォーム精神溢れるDEVOしかありません。DEVOと言えば、「うんこ帽」とか「だんだん帽」と呼ばれる正式名称「エナジードーム」です。こんなに素晴らしいセンスのDEVOなのに、アメリカ人(DEVOはアメリカ、オハイオ州、アクロン市出身)でDEVOファンになかなかあわないのは、どうしてなんだろう。アメリカ国民に言いたい・・・DEVOをアメリカ国宝に指定してください。