ホーン先生メガネ~レンズの中へ
ご存知、バグルズのデビューアルバム『The Age Of Plastic』(1980年)。「ラジオスターの悲劇」はカヴァーも多いですが、映画やTVのサントラで使われる頻度も異常に多い・・・あの独特の悲哀感とキャッチーさがその理由ではないかと。最近では、田中麗奈主演のコメディ映画「ドラッグストア・ガール」(2004年)で使われました。80年代以降、ボストン型のセルフレーム・メガネがトレードマークになったアーティストと言えば、トレヴァー・ホーンです。バグルズのセカンドでは、キング of メガネ・ジャケとも言える『The Adventure Of Modern Recording』(1981年)では、メガネが主役になっています。現在のトレヴァー・ホーンの公式サイトでは、ヘッドホーンにメガネのマークが燦然と輝いています。ちなみに、バグルズが2004年11月11日のWembleyでのPrice's TrustのコンサートでABCやプロパンガンダと共に出演する事がアナウンスされています。何とかして、行けないだろうか。
こちらは、シングル『Clean Clean』(1980年)。B面は、アルバムにボーナストラックとして収録の「Technopop」。下半身下着女でミリターリー調の変てこなメンバーのイラストですが、やっぱりトレヴァーはメガネ着用しています。
こちらは、セカンド・アルバムにも収録のシングル『I Am A Camera』(1981年)。カメラ・ジャケであり、メガネ・ジャケ。うーん、カメラ・ジャケというのもいいですね。ちなみに、この曲は、彼らがYes時代作った『Drama』(1980年)に収録の「Into The Lens(レンズの中へ)」のリメイク。やはり、レンズにこだわる。
「ラジオスターの悲劇」「Clean Clean」の共作者でもあるブルース・ウーリー。トーマス・ドルビーも在籍していたブルース・ウィリー&ザ・カメラ・クラブ名義での『English Garden』(1979年)では、ブルース・ウィリーはエルヴィス・コステロっぽいメガネ・ロッカー。でも、このメガネ・ジャケは、アメリカ盤ではなぜかメガネなしの男前系ジャケに差し替えられました。
◆ラジオスターの悲劇~日本大会
◆ラジオスターの悲劇~世界大会1
◆ラジオスターの悲劇~世界大会2
◆B. Woolley『English Garden』