ポリスの「DE DO DO DO, DE DA DA DA(ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ)」の日本語ヴァージョンを聴いて、そこはかとなく悲しくなった人は多いのでは? それは、不思議にクラフトワークの「電卓」にはない悲しさ。ポリスが学ランを来ているのは許せるけど・・・ 作詞は、湯川れい子。元々は、日本盤アルバム『Zenyatta Mondatta』(1980年)に収録されていたのですが、ジャケ写のCDをリリース際、何故か削除。それ以降、抹殺されていたようです。みんな、オウムのように言っていたよね「銭やった、もんだった」と。やはり、汚点と考えているのか。「信じておくれ」というよりも「忘れておくれ」と言いたいのでは?
どうしても、CDで聴きたい人には、ベスト盤『The Very Best of Sting & the Police』(1997年)の購入をお勧めします。ボーナス8cmディスクとして収録。同じタイトルでも、ボーナスのないCDもあるので、気をつけましょう。
知らない人は居ないでしょ、巨匠クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」。大島渚監督の映画『愛のコリーダ』から5年ほどして作られているのが、渋いと言えば渋い。グラミー賞で12部門にノミネートされたフュージョン・ディスコ全開のアルバム『The Dude(愛のコリーダ)』(1981年)の1曲目。
スティーヴィー・ワンダーの作品の中でも、謎のアルバム『Journey Through the Secret Life of Plants(シークレット・ライフ)』(1979年)。「Ai No Sono(愛の園)」は、スティーヴィー本人が歌っているわけではなく、西田ひかるも在籍した日系少年少女合唱団が歌うR&B童謡。後に、坂本龍一の編曲で、西城秀樹がカヴァー(テクノ歌謡としても取り上げられた)。