関西学院入試大学の英語
関西学院大学の英語は、90分で6問と問題数が多い。特徴は空所補充問題が多いことだ。内容を確認しながら前後の内容から入れる問題もあるが、ほとんどは熟語などの穴埋めなので比較的対策は容易。熟語の穴埋めは必ず対策しておこう。また、文法・語法の客観問題も必ず出題されるので、演習問題集を一冊と赤本で過去問習熟を。同様の問題が何度も出題されている。関西学院大学の入試国語
75分で現代文と古文の2題。すべてマーク式となっている。現代文は標準的な出題だが、マーク方式になってから漢字の出題はなかなか難度が高い。文学史はたまに出題されるので必ず対策しておくこと。古文では和歌が必ずでるので、こちらも対策が必要だ。関西学院大学の入試社会
日本史は、60分5題で標準的な出題。教科書中心に学習することが大切。世界史も60問5題で、山川出版の用語集説明文からよく引用される。近現代からの出題も多いが、教科書中心の学習で十分対応できるだろう。関西学院大でもそうだが、最近の私立大学では一般によくあることだが、入試の合否は補正された点数で決まることが多い(中央値(メディアン)補正と呼ぶ)。実際の点数で合否を判定しづらい場合、受験生を点数順に並べ、ちょうど真ん中にいる受験生の得点を50点として換算する方法だ。これを使うと、実際の点数より合格点は低くなる半面、科目間の不公平さがなくなる利点がある。しかし、半面点数だけで考えれば、前年であれば合格していたという不満を生んでいるのも事実だ。
個人的な意見では、受験生の素点で合否の決定ができたら一番いいのだろうと思う。ある一定点数以上であれば、合格をゆるされるべきではないかと。現在の段階では、私立大の入試は文部科学省の定員の1.5倍以上を超えて入学させてはいけないという基準に縛られすぎているのかもしれない。もし、1.5倍を超えれば、私学助成金の削減や停止、または次年度に新学部設立を禁止されるということで、いままでにも立命館大学や法政大学がその基準により罰則を受けている。このような基準で被害を受けているのは、実は多くの受験生ではないだろうか。