

◆エレキハチマキ


自らJOYTOY系と名乗り、既成ジャンルに入れられる事を拒否しています。あえて、分類すれば、ユーラシアン・テクノ。基本はロシア、それも革命の香りがするロシアですが、中華圏、中近東圏などのユーラシア大陸全体へと壮大に広がっています。古い曲になると、その原曲は1984年に創作されている事からも、20年近くもあたためてきた構想のようである。彼らの政治的スタンスに共鳴するかは個人の判断に任せるとして、唯一無二な出来上がりとなっています。
01. ПРАВДАの朝(プラーヴダの朝)
「ブラーウダ」ってロシアの新聞ですね。真実と言う意味。クラシカルなインストから始まる。
02. Get Some Real Fun
DVDにはPVも収録されている、ちょっと無国籍ハウス風ユーロビート。
03. 莫愁1922-1938
基本的に中華風歌謡曲のテイストをもった大陸系バラード。
04. парад(パラート)
「パラート」ってパレードの意味ですね。プレパラートとは関係ないです。ちょっとファンキーハウス。
05. 黒華満開
ダークなヘヴィー・ロック系歌謡。
06. 赤のсолитер(赤のソリテル)
収録曲のなかでは一番古く創作された曲。「солитер」って訳してみると、サナダムシ。
07. 遥か愚民を離れて
このタイプの歌は、うまくない方がかえって味が出る脱力系ファンク。政治的メッセージも強いですね。
08. Get Some Real Fun(爆心地のエロテロMIX)
投げやりにも聞こえるインリンの台詞が増えている。ちょっと表現に困るんですが、こちらのミックスの方が暴力的でいい。
09. 組曲「T-34(テー・トリーツァチ チェティーレ)」~映画「вопреки」より
こんな映画が本当にあるのかは知らないけど、エンディングは、収録曲「莫愁1922-1938」などのフレーズも挿入されている19分以上延々と続く壮大なテクノ組曲。これが一番好きかも。でも、インリンは歌っていませんが。
◆JOYTOY"愚民の恋"Special Page(試聴ができるよ)
◆JOYTOY 2000(こんな公式サイトってありなのか?)