ニューウェイヴなクリスマス・・・
Rhinoは、「just can't get enough」というタイトルでニューウェイヴ・オムニバスをリリースしています。これは、『NEW WAVE XMAS』(1996年)。シリーズからは20近くのリリースがされていますが、『NEW WAVE HALOWEEN』や『NEW WAVE WOMEN』などもあります。残念ながらこのCDは廃盤のようですが、他のクリスマス・アルバムでは見逃されがちな名曲が収録されています。
XTCの変名プロジェクト、1983年にリリースされたThe Three Wise Menの「Thanks For Christmas」は、アコギで始まるちょっと屈折したビートリッシュ(ポール・マッカートニー)な名曲。何故か、1989年に日本で謎のCDリリースがされています。
「Peaces On Earth/Little Drummer Boy」は、当時(1977年)まったく接点が感じられなかった二人のスターの夢の共演。ビング・クロスビーの恒例の「クリスマス・スペシャル」番組にゲストとして呼ばれたデヴィッド・ボウイ。クロスビーはボウイを聴いたことが無かったらしいが、助言によりボウイに声をかけることなり、ボウイは快諾。元々は「Little Drummer Boy」のデュエット企画だったが、ボウイの声を生かすために「Peaces On Earth」が付け加えられる。
そしてもう一つは、僕が好きなクリスマス・ソング・ベスト3と言える、ダムドのキャプテン・センシブルの「One Christmas Catalogue」(1984年)です。トニー・マンスフィールドがプロデュースしたキラキラ・ワクワク・チューン。オリジナルの12インチ盤にはFGTHの「Relax」のカヴァーを収録。
01. The Three Wise Men: Thanks For Christmas
02. Squeeze: Christmas Day
03. The Pogues featuring Kirsty MacColl: Fairytale Of New York
04. Los Lobos: Rudolph The Manic Reindeer
05. The Pretenders: 2000 Miles
06. Throwing Muses: Santa Claus
07. Miracle Legion: Little Drummer Boy
08. Root Boy Silm & The Sex Change Band With The Rootettes: Xmas At K-Mart
09. David Bowie/Bing Crosby: Peaces On Earth/Little Drummer Boy
10. Captain Sensible: One Christmas Catalogue
11. Timbuk 3: All I Want For Christmas
12. Wall Of Voodoo: Shouldn't Have Given Him A Gun For Christmas
13. They Might Be Giants: Santa's Beard
14. The Buzz Of Delight (featuring Matthew Sweet): Christmas
15. Chris Stamey Group: Christmas Time
16. Sun 60: Mary Xmess
17. Mono Puff: Careless Santa