5月5日にリリースされた第2弾シングル『Take Your Shoes Off』も、チアリーダーになったチーキー・ガールズがまたまた中学生でも分かる歌詞を歌うアホアホ・ディスコ路線を忠実に継承。ジャケとPVでは髪の毛が伸びていますね。デビュー・シングルはカツラだったのでしょうか。こちらもUKチャートで3位を記録。
8月4日には、ホリディ・シーズン用『Hooray, Hooray (It's A Cheeky Holiday)』をリリース。トロピカルなアレンジのアホアホ・ディスコです。これって、ボニーMの「Hooray, Horray! It's A Holi-Holiday」のカヴァーでした。「怪僧ラスプーチン」などのヒット曲で知られるミュンヘン・ディスコのボニーM・・・確かに、チーキー・ガールズ・サウンドのルーツとも言えますね。やたらめったら、ナンにでも「Cheeky」を付ける。空港でのライヴもやっていて、「Cheeky Air」という飛行機まで用意。今後、Cheekyグッズがどんどん出てくること間違いなし。
そんなおバカなチーキー・ガールズですが、悪役アイドルとしての名声を欲しいままにするタトゥーが悪態をついています。「Sneak」誌によりますと、タトゥーが「歌のようにチーキー・ガールズのおしりを触りたい奴の気が知れない」「チーキー・ガールズはひどく不細工、彼女たちの音楽大嫌~い」などと挑発的な発言。どちらを応援するわけでもありませんが、場外バトルもっとやってください。
ジャケ撮影のため7月初旬に来日していたチーキー・ガールズ(フライデーにも登場)ですが、9月4日には待望のデビュー・アルバム『Party Time』(左ジャケ)が日本でも発売。8月11日に発売されたイギリス盤(右ジャケ)よりも、シングルと同じくセクシーからキュート路線になっています。中身の写真も、チーキー・ガールズの日本滞在風景が楽しめます。日本盤には、ロケットマンのリミックス(一応、シングル収録とは違うアルバム・ヴァージョン)とPVが追加されています。ネイティヴでないが故の、くせのある英語の発音(この辺が、結構魅力だったりする)でのアホアホ・ディスコぶりが当然目立ちますが、ルーマニアは「東欧のラテン」と呼ばれるだけあって、トロピカル~ラテン・ディスコ的な曲(2、7、11曲)も一つの持ち味。フィルター(5曲目)、レゲエ(6曲目)、タイトルそのままのヒップホップ(9曲目)的アプローチで、ディスコにヴァラエティを持たせる努力の後が窺えます。最後(ボーナスは除く)は、意外に聴かせるバラード「Follow My Star」で閉める。
01. Cheeky Song (Touch My Bum)
02. Salsa In The Disco
03. Take Your Shoes Off
04. Get The Party On
05. Celebration
06. Summer Fun
07. Hooray, Hooray (It's A Cheeky Holiday)
08. Mickey Blue
09. Hip Hop
10. Magic
11. Espagnola Dream
12. Follow My Star
13. Cheeky Song (Touch My Bum) [Rocketman Remix (Album Version)]
CD-Extra:
14. Cheeky Song (Touch My Bum) Video
◆Cheeky Girls Official Website
◆Cheeky Girlsがボディ・ペイント?
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