【Humpe姉妹の歴史】

■姉のAnetteは、ダブ的なサウンドも伺えるニューウェイヴ・バンド、Idealで活動をはじめ、『Ideal』で1980年にデビュー。

■妹のIngaは、『Verschwende Deine Jugend』にも収録されているNeonbabiesというバンドで1978年に活動を始め、姉のAnetteも後に加わりファースト・アルバム『Neonbabies』で1981年にデビュー。

■今度は、Humpe姉妹は4人組バンドDÖFのメンバーとして活動をし、アルバム『DÖF』(1983年)をリリース。シングル『Codo』がローカル・ヒットしましたが、Humpe姉妹のヴォーカルをフィーチャーしたエレポップ。

■アメリカにデモテープを持って売り込みに行ったHumpe姉妹は、ローリー・アンダーソンのプロデューサーとして知られるロマ・バランに気に入られ、Humpe Humpeとして1985年にデビュー。

■Inga & Anette Humpe名義で全て英語で歌ったアルバム『Swimming With Sharks』を1986年にリリースしていますが、これはアメリカとイギリスでは何故かSwimming With Sharksという名義になっています。元Palais Schaumburg(パレシャン)のトーマス・フェルマンがプログラミングで参加した、ドリーミー・エレポップ路線。

■1990年には、妹のInga Humpeはソロ・アルバム『Planet Oz』をリリース。タトゥーのプロデューサーとして有名になってしまった、トレヴァー・ホーン先生が、1曲目の『Riding Into Blue (Cowboy Song)』を作詞・作曲・プロデュースしています。カントリー&ウェスタン風が漂う温故知新型テクノポップです。10ccのLol Cremeもこの曲には参加。最初聴いたときは、ピンと来なかったのですが、聴き込むと、けっこうIngaのヴォーカルも冴える佳曲です。

■90年代は音沙汰があまり無かったHumpe姉妹ですが、2000年に妹のIngaはTommi Eckartと2raumwohnung(「2 つの宇宙住居」という意味)を結成。『WIRE02』のコンピには彼らの「Sexy Girl」というシングル曲(2001年のアルバム『kommt zusammen』の収録)が含まれていますが、WIRE02のPre-Night Partyに出演しました。最新アルバムは『In Wirklich』(2002年)で、ジャーマン・テクノとエレクトロとポップが三位一体となった内容。ドイツでは、女性ヴォーカルをフィーチャーしてこのタイプのサウンドをやっているユニットが流行りみたいで、PaulaやQuarksもその仲間でしょう。

Humpe Humpe Homepage
2raumwohnung on line

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