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レーベル研究~Part 2 Factory~ポストモダン工場

日本でも公開中の映画『24アワー・パーティ・ピープル』で再評価されている、ポストパンク&ポストモダン的レーベル、Factoryを特集。ピーター・サヴィル展も収録。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

マンチェスターとは?

マンチェスター大都市圏では250万人を越えるが、マンチェスター市に限って言えば50万人弱の英国の北西部の都市。マンチェスターは紡績業で栄えた都市であるが故、阪神工業地帯は昔「東洋のマンチェスター」と呼ばれていました。紡績業の衰退により文化学術都市へと。ベッカムの在籍するマンチェスター・ユナイテッドの本拠地としても知られます。でも、麻薬と拳銃がはびこるアシッドな犯罪都市。

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。
(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)

そして、今や亡きFactoryレコードは...マンチェスターいや世界が誇りとすべき理想主義者たちのレーベル。ミック・ミドルズが書いたFactory物語『From Joy Division to New Order』(初版:1998年)という本のタイトルが示すように、Joy DivisionとNew OrderがFactoryの象徴であったわけです。

日本での映画『24アワー・パーティ・ピープル』公開を受けて、雑誌でも映画、Factory、マッドチェスター・ムーヴメントに関する記事もこの1~2ヶ月よく見かけます。

「STUDIO VOICE」3月号では「マンチェスター帝国の興亡~MADCHESTER」特集。表紙がピーター・サヴィルしてます。

「remix」4月号では「ニューウェイヴ再燃とエレクトロクラッシュ feat. 映画『24アワー・パーティ・ピープル』」特集。ちょっと強引な結び付けである感じもしますが、とちらも好きなんでよし!

表紙は、お馴染みのタトゥー。「snoozer」4月号でも「マンチェスター栄光盛衰&NEW ORDER/JOY DIVISION」特集。ピーター・フックのインタヴューも!

では、Factoryに関する3つのページをぜひお読みください。

Factoryレコードの創立者、トニー・ウィルソンを通じて知るFactory物語
映画『24アワー・パーティ・ピープル』

当然、Joy DivisionとNew Orderはマストですが...
Factory知るためのコンピ

初期は構成主義的、カリスマ・ジャケ・デザイナー
ピーター・サヴィルのジャケ展

【Factoryを知るためのサイト】
24アワー・パーティ・ピープル
Cerysmatic Factory
Unofficial Factory Records Website
The Crepuscule and Factory pages
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