テクノポップ/テクノポップ関連情報

ジャケ美術館~Part 3 ピエール&ジル展(2ページ目)

ロシア構成主義に続き、ジャケ美術館ではフランスの桃色両想いピエールとジルの作品を展示します。不気味なかわいさを楽しんでください。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

サンディー&ザ・サンセッツ『バッテリー』(1986年)
サンディー・アイの名前でポプコン歌手だったこともある、サンディーですが、映画版「熱海殺人事件」の主題歌でもある『バッテリー』は、サンディー&ザ・サンセッツとしてリリースされたシングル。同じジャケが、アルバム『ララララ ラブBanzai Baby』にも使用されています。

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サンディー『MERCY』(1990年)
作品のタイトルは「Blanche-neige」。CDは、2002年の5月に東芝EMIから何故か再発されました。エキゾ歌謡のカヴァーもの中心です。

サンディー『コム・アゲイン』(1991年)
『MERCY』のリミックス・アルバム的位置付けです。ジャケ自体も中西俊夫が『MERCY』のジャケをコンピューター・グラフィックでリミックスしています。

Etienne Daho『La Notte La Notte』(1984年)
フレンチ伊達男、ダオ君です。「H」は読まないので、ダホ君ではありません。フランスでは、みんな「宇多田イカル」と言うのかな。ニューウェイヴ上がりですが、フランスでは、結構メジャーです。シルヴィ・ヴァルタン、ブリジット・フォンテイヌ等の再生にも手を貸している。LIOのプロデュースもしています。1993年には、初来日公演を果たしました。

St. Etienne Daho『Reserection』(1995年)
そして、ダオ君が、イギリスの渋谷系Saint Etienneとおふざけでやった(最低限、ユニット名)のが、このミニアルバム。お互いの曲をリメイクして、遊んでいます。このおふざけにぴったりなのが、ピエール&ジルのジャケ。ダオ君、鼻血ブー(死語)。確認できないかも知れませんが、心霊写真のような、Saint Etienneの残りのメンバー二人らしき顔が写っています。

LIO『Peste of!』(1995年)
ガイド記事・コラム
ロリータ歌姫~LIOでも紹介した、LIOです。ベスト・アルバムなんですが、「Peste」って「疫病のペスト」という意味です。「ベスト」と引っ掛けてるみたいですね。彼女の代表曲『Le Banana Split』のSlimmfassstによるリミックスも、収録しています。このジャケ以外にも、LIOが題材の作品があります。
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