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J-POP研究~Part 6 ミニモニ。テクノガイド(2ページ目)

「ミニモニ。バスガイド」ではなく「ミニモニ。テクノガイド」です。「どうして、子供はテクノが好きなのか?」を研究しております。ミニモニ。、欽ちゃんファミリー、NHKみんなのうた等。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

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そして、「欽どこ!」から生まれたわらべ(それぞれの道を歩まれているみたいです)が歌った83年の年間チャート2位に輝いた『めだかの兄妹』(写真左)。これは坂本龍一による編曲ですが、結構テクノ童謡がお得意です。糸井重里=坂本龍一による『赤ちゃんのおしり』(矢野顕子のアルバム『On The Air』に収録)というパンパースのCM曲も矢野顕子が歌っていました。これは当時、パンパース購入者にプロモ用としてソノシートが配布されました。僕も持っていたのですが、引越で紛失してしまいました。

フジテレビ系「なるほど!ザ・ワールド」のエンディング曲として使われた『もしもタヌキが世界にいたら』(写真下左)も坂本龍一のテクノ童謡仕事です。83年にはシーラカンスとソフトクリームのユミちゃん(ソフトクリームの『デビュー・ザ・ベスト』の付録)が、84年には『もしもタヌキが世界にいたら2』(写真下右)として同じくユミちゃんが歌いました。


子供版YMOとも言える、シンセサイザーのメーカーの令嬢である森丘みま(後に七福神というエスノなテクノ・バンドでも活動)もいたコズミック・インベンション(写真右はシングル『YAKIMOKI』)も忘れてはいけませんね。81年には近田春夫のサポートの元、アルバム『COSMORAMA』をリリース。このアルバムにも収録されている『コンピューターおばあちゃん』は酒井司優子が坂本龍一編曲ヴァージョンを「NHKみんなのうた」で歌いました。この「NHKみんなのうた」は、テクノ童謡の宝箱です。他にも矢野顕子の『わたしのにゃんこ』(坂本龍一編曲)、E.S.Islandの『テクテクマミー』(細野晴臣編曲)、サナエの『エガオットテケ!!』(E.S.Island作詞作曲・矢野誠編曲)、戸川純の『ラジャ・マハラジャ』、種ともこの『ファト・マ・イズ・クリーニング・ザ・ルーム(お掃除ママのうた)』(戸田誠司編曲)等があります。ぜひ、『NHKみんなのうた~テクノ童謡コレクション』をリリースして欲しいものです。

テクノ~ハウスの流れでも、二つほど紹介します。一つはエレクトロ童謡とも言えるジェームス日の丸&モモチャンのミニアルバム『ジェームス日の丸&モモチャン』(写真下左)。二人のファンキー幼児姉弟が「カレーとハンバーグ」とラップしています。この二人はサンディーのライヴにも参加した実績があります。もう一つは「あっぱれさんま大先生」にも出ていたみさきちゃんこと須藤美咲のミニアルバム『変わるわよ』(写真下右)。う~ん、こちらはドラムンベース歌謡ですね。サンプリング物等の変なレコードが得意なKAERU CAFEからリリースしてます。


他にも皆さんのお勧めのテクノ童謡があれば、掲示板でお知らせください。
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