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ニューロマだった人達~Part II Duran Duranリユニオン!(3ページ目)

先週のJapanに続いて、ニューロマ界の貴公子、Duran Duranです。Duran Duranは6月に来日を控えており、来日後、な、なんと、オリジナル・メンバーで新録に入るとの報告が公式サイトにてされています。では、ニューロマとは何ぞや?そして、Duran Duranの栄光の軌跡ついて。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

イギリスのバーミンガム出身のDuran Duranは、その黄金期においてSimon Le Bon, Nick Rhodes, John Taylor, Andy Taylor, Roger Taylorの5人組。 ギターポップ・ファンにも人気のあるLilac TimeのStephen Duffy(『Kiss Me』はエレポップな名曲)もブレイク前のDuran Duranに在籍していました。Duran Duranファンの事を海外ではDuranniesと言います。

洋楽雑誌『MUSIC LIFE』でも、Duran Duranのメンバーは、Japanの6回を超える計8回(Duran Duran:4回、John:2回、The Power Station:1回、Nick、Roger&Simon:1回)表紙を飾っています。Johnは一番人気ですね。

『Girls On Film(グラビアの美少女)』がイギリスでトップ10入りし、人気が上昇していきます。ニューロマ全体に言えますが、MTVの浸透に伴うプロモ・ビデオ戦略が、その人気に拍車をかけていきます。元10ccのGodley & Cremeがプロデュースした『Girls On Film』のプロモ・ビデオは、“大人”のためのビデオ・クリップとして必見です。

1985年にはサイド・プロジェクトとして、JohnとAndyはスーツの似合うソウルフル伊達男Robert Palmer、ChicのTony Thompson(ちょっとドラムがうるさい)とThe Power Station(発電所、ということは、Kraftwerk?)ととして活動。同年、残りの3人はArcadiaとして活動。その後、AndyとRogerの脱退し、1989年には元Missing PersonsのWarren CuccurulloとSterling Campbell(1991年に脱退)が正式メンバーとして加入しました。

Andyのソロも酷評され、ピークを過ぎたと思われたDuran Duranですが、1993年の『Duran Duran~The Wedding Album』では、シングル『Ordinary World』の大ヒット共に見事カムバックを果たします。しかし、1996年には一番人気のJohnが脱退し、Simon、Nick、Warrenの3人となってしまいました。

今回の来日は、この3人なのですが、duranduran.comによりますと、来日後オリジナルの5人でのリユニオンしレコーディングに入る事が発表されています。それなら、五人で来てくれと言いたいですが、楽しみに残しておきましょう。NickとJohnは、仲直りしたのでしょうか?

POP TRASH JAPAN TOUR 2001

6月17日(日) 東京~国際フォーラム
6月19日(火) 東京~渋谷AX
6月22日(金) 神戸~神戸国際会館

しかし、Warrenはどうなるんだ?LA発Zappa系エレポップ・バンド、Missing Personsも再結成のために出戻るそうです。元プレイボーイ・バーニーちゃんだったDale Bozzio姉御は、大丈夫なんだろうか?ちょっと心配。Deborah Harryも頑張ってたし、ファイト!
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