THE BOOMと宮沢和史作品でめぐる「島唄」ヒストリー
彼らにとってもエポック・メイキングな作品となったこの曲は、LIVEでも大切な場面で歌われ、録音物としても要所要所できっちり残されています。それでは、本人達による「島唄」を時系列を追っておさらいしていきましょう。THE BOOM 『島唄 Shima Uta』 1992年のオリジナル、ウチナーグチ、2001年ヴァージョンの3タイプに加え、アルゼンチンで大ヒットしたALFREDO CASERO版も収録したお得な一枚 |
- 4th.アルバム 『思春期』 収録 1992 Version
1992年1月発売のオリジナル・ヴァージョン。 - シングル 『島唄(ウチナーグチ・ヴァージョン)』
1992年12月に沖縄限定で発売された、島言葉ウチナーグチ・ヴァージョン。 - シングル 『神様の宝石でできた島/島唄』 収録
2001 Tour Arrange Version
2001年のLIVE「青空の下、星空のもとで」ツアー・メンバーによるヴァージョン。 - セレクション・アルバム 『OKINAWA~ワタシノシマ~』 収録
2002 Remix Version
彼らの沖縄ゆかりの曲を集めたこのアルバムに、上記シングルに収録されていたヴァージョンのリミックスが収録されています。
- 宮沢和史 BEST ALBUM 『MIYAZAWA-SICK』 収録 Version
2003年1月発売の宮沢和史ソロ BEST ALBUM 『MIYAZAWA-SICK』 収録。一部スペイン語のヴァージョン。
MIYAZAWA-SICKMIYAZAWA-SICK 『EURO ASIA ~MIYAZAWA - SICK EUROPE TOUR '05』
『EURO ASIA ~MIYAZAWA - SICK EUROPE TOUR '05』 DVD
このドキュメンタリーを観れば「SHIMA-UTA」が各国の人々にどの位支持されているのかがわかります。ツアー・メンバーに高野寛※やtatsu(レピッシュ)が参加しているのがJ-POPファンには嬉しい事かも。- MIYAZAWA-SICK BAND 『SHIMA-UTA』(iTMS)収録 2005 iTMS Only Version
MIYAZAWA-SICK BANDにより録音された、現在のところ最新のヴァージョン。2005年9月7日よりiTunes Music Storeから世界20カ国へ同時配信され、大変話題になりました。
1988年デビュー、ヒット曲「虹の都へ」等でも知られるシンガー・ソング・ライター。細野晴臣の新バンド「東京シャイネス」への参加をはじめとする、ギタリストとしての活動も精力的にこなしています。 オフィシャル・サイト→「HAAS」
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