オートチェッカー |
その男性は1000万円もの高額当せんをしていたのに、なぜ気付かなかったのか?
この男性は、210枚の宝くじをその売場に持参して、売場の機械で当せん調べをしてもらい、複数の当たりが次々とオートチェッカーで末等の当せん金や3,000円、1万円、5万円などの当せん金が目の前の当せん案内画面上で、6万5千円もの当せん金額が表示されているのを見て、「おおやった!思ったよりも当たってたな!」その6万5千円の当せん金額でも十分にうれしくなって、その賞金だけ受け取って、画面には表示されていない高額当せんの1000万円には気付かずに立ち去ってしまったのです。
なぜ?なぜ?どうして?
1.購入枚数が多く当せん番号調べを自分の目で先ず確かめていなかったこと!
2.高額当せんしているなどとは、はなから思っていなかったこと!
3.当せん番号確認を売場のオートチェッカー任せにしたこと!
皆さんは、購入した宝くじの当せん番号との照合は自分の目で見て確認していますか?
高額当せんを夢見て宝くじを購入する割には、当せん番号確認をきちんと自分の目で見て確かめない方が、大勢いらっしゃるようですね。
少ない枚数であれば、抽せん結果をインターネットや新聞での当せん番号を見て、自分の手元のくじ券の番号と照合して、当たりを確認するから、そうそう見落とす事も無く、またまたハズレで、がっかりするパターンが一般的でしょう。
今回のケースのように、購入枚数が多いと一枚一枚確認するのが面倒だから、売場にてまとめて一度に機械で調べてもらった方が手っ取り早いし間違いないだろうと誰もが思うのですが、まさか自分が高額当せんしているとは思いもしないから、...というよりもほとんどの方が初めての体験だろうから、高額当せんしている事を知らせる表示ランプと機械が発するブザー音には気付かないケースが多く売場の対応が余程しっかりしていないと、当せんしている事に気付かずに、ましてや急いでいる等の条件が重なると、今回のような立ち去りの事件になるのです。
「おめでとうございます!」ファンファーレ♪やクラッカーを鳴らすなどの派手な演出があれば間違いなく気付くのでしょうが、あいにくそのような演出はありません。(笑)
日本では、海外とは違い高額当せん者のプライバシーが重視されていますので、高額当せんを知らせるブザー音も周りにいる人達にも解かるほど、けたたましい警報が鳴り響くわけでもなく、当せん金額の表示画面にも遠慮深く点灯するだけですから、他にも今回のようなケースは起こっているのかも知れませんね。
おそらくほとんどの方が、初めての事でどんなブザー音が鳴るのか?高額当せんを知らせるランプが表示される事すら知らないのでは?
参考までに売場の店頭にあるオートチェッカーの表示画面の写真画像を見て、貴方が当選した時のためにも売場にて現物も確認してみて下さい。
今回は、1000万円の高額当せんくじは、無事に本人のもとに戻って良かったですが、2000年の夏に起こった千葉県の事件では、せっかく当せんしていた5000万円のくじ券をハズレのくじといっしょに売場で捨てて、その後当せんに気付き売場に申し出たがくじ券が紛失していて、その責任を問う裁判沙汰になる事件も過去には起こっています。
関連過去記事
■あなたも高額当選くじを見逃していませんか? 当選番号調べ自分の目で確かめて
バックナンバー
これも日頃から新聞などで当選番号を調べたりせず、いつも袋に入ったままの状態で宝くじ売り場の販売員さんに番号検索機で調べてもらっていたと言うから、それもひとつの不幸な原因でもある。
今やインターネットで、即日当選番号を自分で確認することができるというのに...。
たしかに何百枚もの枚数の宝くじを1枚1枚番号確認するのは、めんどくさいと思う方もいらっしゃるでしょうが、1枚300円の紙切れがもしかすると何千万、何億円になっているかもしれないと思うとそのくらいの労力は普通惜しまないでしょう。
大晦日に抽せんの年末ジャンボ宝くじの当せん番号確認は、ぜひご自分の目で確かめて高額当せんくじを見逃さないようにご注意くださいね!
■年末ジャンボ宝くじ当せん番号確認はこちらへ
宝くじオフィシャルサイト
ジャンボ宝くじ公式キャンペーンサイト