97年 サニーブライアン → 1着
98年 セイウンスカイ → 4着
99年 テイエムオペラオー → 3着
00年 エアシャカール → 2着
01年 アグネスタキオン → 不出走
02年 ノーリーズン → 8着
03年 ネオユニヴァース → 1着
04年 ダイワメジャー → 6着
05年 ディープインパクト → 1着
06年 メイショウサムソン → 1着
特にこれといった傾向と対策は出てきませんが、人気薄で理由なき激走をしたノーリーズンもブライアンズタイム産駒であったことを思いだした次第でした。そーいえば、今年は桜花賞馬のウオッカも参戦し、クリフジ以来64年ぶりの制覇を狙っています。
その父タニノギムレットは02年のダービー馬。かなり強気な陣営のコメントから本気で挑戦してきたのは間違いなさそうですし、記憶に新しいNHKマイルCのピンクカメオ、宝塚記念を制したスイープトウショウ、秋の天皇賞でのヘヴンリーロマンスなど、ダービーを制圧する牝馬が誕生しても驚けない時代となり、少なくとも11年前のビワハイジよりは警戒する必要がありそうです。そのビワハイジは息子でリベンジを仕掛けます。
アドマイヤオーラです。皐月賞では1番人気を裏切る4着ながら、ダービーへ進めなかった父アグネスタキオンのリベンジを兼ねる任務が課されていましたが、デビュー以来コンビを組んできた武豊騎手の乗り替りというビッくりなアクシデントが発生。朧げな記憶を辿ってみても直前の乗り替りでダービーを制した馬はいないような気がします。そのパターンで軽くみてたアドマイヤメインで痛い目にあったのは昨年のことでしたが。
その武豊騎手が乗り替ったのはタスカータソルテ。父ジャングルポケットなら「ダービー馬はダービー馬から」の格言にピったりです。ダービー最多勝騎手としての意地を見せるかどうか注目してみたいとこですが、同じ父のフサイチホウオーもいました。脚を余して3着の皐月賞から巻き返し最有力として1番人気ほぼ当確。父の戦歴をトレースするような臨戦過程から前評判もウナギ昇りですが、皐月賞3着馬のデータを見てみましょう。
■皐月賞3着からのダービー連対馬(過去10年)
98年 スペシャルウィーク → 1着
99年 ナリタトップロード → 2着
01年 ジャングルポケット → 1着
02年 タニノギムレット → 1着 (いずれもダービー1番人気)
いや、恐ろしいほど完璧な結果ではありませんか。さらに、ここまで長々と書き溜めたとこで新たな恐ろしいニュースも飛び込んできました。なんと皇太子殿下がダービー御観戦に来られることが明らかになったようです。いわゆる天覧レースとなるわけで、データがどーしたなどと分析している場合ではありません。なんと言っても「法皇」です。すでに確定ランプ点灯ではないでしょうか。そんな結論は不本意ながらも、JRAってそーいうとこだけはなぜか抜かりないんですよね・・ヒラボク“ロイヤル”もいるなあ・・
まあ年に一度の競馬の祭典、悔いを残さぬようガンバっていきましょう。