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Photo:(C)Horses.JP
ダービーに始まりダービーに終わるダービーです。しっかりと気合い入れてクラシックの頂上決戦に臨まねばなりません。まず、このデータを見てもらいましょう。
■ダービー連対馬(過去12年)
95年 1着 タヤスツヨシ
2着 ジェニュイン
96年 1着 フサイチコンコルド(Caerleon)
2着 ダンスインザダーク
97年 1着 サニーブライアン(ブライアンズタイム)
2着 シルクジャスティス(ブライアンズタイム)
98年 1着 スペシャルウィーク
2着 ボールドエンペラー(キンググローリアス)
99年 1着 アドマイヤベガ
2着 ナリタトップロード(サッカーボーイ)
00年 1着 アグネスフライト
2着 エアシャカール
01年 1着 ジャングルポケット(父トニービン)
2着 ダンツフレーム(ブライアンズタイム)
02年 1着 タニノギムレット(ブライアンズタイム)
2着 シンボリクリスエス(Kris S)
03年 1着 ネオユニヴァース
2着 ゼンノロブロイ
04年 1着 キングカメハメハ(Kingmambo)
2着 ハーツクライ
05年 1着 ディープインパクト
2着 インティライミ(スペシャルウィーク)
06年 1着 メイショウサムソン(オペラハウス)
2着 アドマイヤメイン
※父の名前がないのは全てサンデーサイレンス産駒
12年という中途半端な年数に偉大な意味があります。そうです。サンデーサイレンス産駒がダービーに出走しだしたのは12年前のこと。いきなりのワンツーフィニッシュでド肝を抜かれた私たち競馬ファンは、その後も勝率0.500、連対率0.500という驚異的な結果を残したサンデーサイレンス産駒に翻弄され続けてきました。しかし、今年から父サンデーサイレンスの馬はいなくなってしまったのです。そして、そのダービーを勝ち取る馬の父こそ種牡馬後継争いを一歩リードするはず。そんな大きな節目の年なのです。
さらに、こうして並べて気がついたのは、数年おきにブレイクしてるブライアンズタイム産駒の瞬間風速力でもあります。この一年前の94年には3冠馬ナリタブライアンもいるわけですからダービーにおける父ブライアンズタイムも恐るべしです。
ということで、ヴィクトリー。気性の荒さというか幼さというか、なんとなくやんちゃで憎めないキャラのようですが、皐月賞でのあれよあれよな逃げ切りはサニーブライアンの再来ともいわれています。皐月賞と同じ17番を引き当てたのは、いずれも18番で2冠をゲットしたサニーブライアンをトレースする前ぶれなのでしょうか。もちろん皐月賞を勝った馬だけしか資格のない3冠の可能性も残されているわけで、大先輩ナリタブライアンの再来となることもあり得なくはないのです。では、皐月賞馬のデータを見てみましょう。