興味がある人はわかると思うが、ホントにいい写真を撮るためには膨大な機材と知識が必要だ。当然のごとくスゴいカメラと望遠レンズを持っていたので、そんなことは朝メシ前と思いきや、ツっこむと「はあ?」みたいな感じであまり手応えがない。さらに聞いていくと、機材はそれっきりで技術に関する知識も「それほどない」とケロっとしてる。とりあえず馬の写真さえキチんと撮れればOKなようである。
で、競馬のハナシになるとヤマニンゼファーが競り勝ったアキテンの2着はセキテイリュウオーとか、若さに似合わぬレアな知識がスラスラ出てきたりする。だが、つい嬉しくなってギャンブル的馬券購入術にハナシを振ってみると、またもや「はあ?」である。「ちょっとは買うよ」と見せてもらったのは、常識にかからぬ単勝(100円)応援馬券。払戻しなど問題外で「どれか当ってるかも」と平然としている。
よもやチョー万馬券が・・といった邪念もあったが、きっと余計なお世話なのであろう。いちばん好きなのはカメラでも競馬でもなく、その他にもいろんなことに興味をお持ちである。それでも開催中はほとんど競馬場に通いつめるらしい。なぜなら「純粋に馬が好き」だから。そんなヒトがいることがスゴく新鮮だったし、スサんだ私のココロに爽やかな風が吹き抜けたりしたのである・・いや、ホントだって。
馬を愛しはじめたイキサツは・・長くなるんで省略しよう。ホントに馬中心主義の競馬ファンがいることを知ってもらいたいだけ。いつも予想のアタリハズレに一喜一憂し、どれだけ高配当をゲットしたかを競うなんて、ムナしくなったりする・・こともないよなあ。いつから私の純真はケガされたのだろう。馬券購入依存症ウイルスが脳細胞までムシばみ・・あれ?馬を愛するココロをテーマに、格調高く終わるはずが・・まっいいか。
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