イスタンブール/イスタンブールの観光・世界遺産

イスタンブールの観光・世界遺産(2ページ目)

ヨーロッパ側とアジア側の二大大陸にまたがるイスタンブールは、世界遺産や歴史的観光ポイントから、ベリーダンス、トルコハマムに至るまで、見どころが多層に渡る魅力満載の町。旅をするにも、効率よく、色々な層のイスタンブールを体感したいですよね。ここではお勧め観光ポイントをご紹介しますので、是非旅の予習にお役立てください!

執筆者:安尾 亜紀

ドルマバフチェ宮殿

階段の広間にあるバカラ製シャンデリアは、宮殿で2番目の大きさで2.5トン

階段の広間にあるバカラ製シャンデリア。宮殿で2番目の大きさで2.5トン

世界遺産ではありませんが、見る価値大のドルマバフチェ宮殿。オスマントルコ帝国末期の1859年に完成したのですが、それまでのトプカプ宮殿に比べてヨーロッパの影響を色濃く受けたオスマン風ロココ及びバロックスタイルが特徴です。それまでと違ってテーブルと椅子やベッドといった文化を初めて取り入れた宮殿でもあり、まるでベルサイユ宮殿のような佇まい。なんと金箔だけで約4トンの金が使われているというゴージャスさです。

見どころは、バカラ・クリスタルのシャンデリアや、ヘレケの宮廷工房で織られたシルクの絨毯など、インテリア中心。また、ハレム内にはトルコ共和国初代大統領、アタトゥルクが仕事中に息を引き取った部屋も保存されています。また、入り口にいる衛兵は、見事なほど微動だにせず立っているのが名物。

<DATA>
■Dolmabahce Sarayi(ドルマバフチェ・サラユ)
住所:Dolmabahce Caddesi, Besiktas
TEL:0212(236)9000
営業時間:9:00~16:00(月・木曜休み)(冬期)
※10分おきに決まった人数のみが入場でき、宮殿専属のガイドがリードする形で見学が進められる。一日の入場人数には制限があるため、その数を満たした場合は16:00前でも閉館。確実にその日に見学したい場合には、朝一番にでかけるか、電話で予約するのがベター。
料金:20トルコリラ
アクセス:トラムKabatasから徒歩13分

 

ガラタ塔

日没間近のガラタ塔景色はイスタンブール風味満載

日没間近のガラタ塔景色はイスタンブール風味満載

こちらも世界遺産ではないですが、ぜひ訪れておきたいガラタ塔。小高い丘に建つガラタ塔は、新市街のシンボル。最初の建設はなんと5~6世紀頃で、その後何度か修復や再建が行われてきました。かつては牢獄や監視塔として使われており、現在は展望テラスとナイトクラブがあります。7階まではエレベーターで行くことができ、2階分階段を上ると展望テラスに。高さ53メートルから見渡せるイスタンブール全景はとりわけ美しく、日没時間帯にお勧め!

<DATA>
■Galata Kulesi(ガラタ・クレシ)
住所:Galatakulesi, Sishane
TEL:0212(293)8180
営業時間:9:00~20:00(冬期)
料金:10トルコリラ
アクセス:トゥネル広場から徒歩5分
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