歴史を感じる屋内市場、グランドバザール

グランドバザール

このエキゾチックな雰囲気でのショッピングはテンションあがります(撮影・山口佐知子)

Cesme

所々にある給水所は目印の一つ

トルコ語で“Kapali Carsi(カパル・チャルシュ)”、「屋内市場」という意味をもつグランドバザール。さかのぼることオスマントルコ帝国時代の1461年から続く歴史的建造物で、時代と共に増築が繰り返されたため、奥へ奥へと果てしなく続く通りはまるで迷路のよう。64のストリート、22もある出入り口に加え、3600を超える店舗を有している、世界最古で最大規模のデパートの一つとも言われます。

内部の天井や壁の模様、所々にある給水所や各店舗の奥にある小部屋など、これってオスマントルコ帝国時代からほとんど変わっていないんじゃ……と思わせる歴史的なポイントもちりばめられており、買物の予定がない人でも雰囲気だけでテンションがあがってしまうこと間違いなし。特にトルコを感じさせる各種オモシロお土産アイテムのショップも揃っているので、帰国前のお土産選びにおススメのスポットです。

グランドバザール

チープと分かっていても、ドキドキ感がつのるグッズたち

観光客向けのお土産物屋……と言ってしまうとややチープなイメージになってしまいますが、近年グランドバザールも微妙にオシャレ化が進んでおり、中には質が高いもの、デザインが優れたもの、そして本気で自分にごほうびしてしまいたくなってしまうような一目ぼれアイテムまで目白押し。もちろん、会社のみんなにバラまけるようなミニかわいいグッズも溢れるほどあります。イスタンブール在住のガイドでさえ、毎回行くたびに何か買わずにはおれません!


グランドバザール攻略法

カルパクチュラル通り

貴金属店が多いカルパクチュラル通りは広くて分かりやすいので、ここを基準にすると分かりやすい

アプローチは色々ですが、トラム(路面電車)ベヤジット駅で下車してすぐのところにあるCarsi Kapisi(チャルシュ・カプス)という名前の入口から入るのが一般的。入ったところはKalpakcilar(カルパクチュラル)通りと呼ばれる一番広い通りで、ゴールドや貴金属店が並ぶメインストリート。この道を基準にしながら、交差しているYaglikcilar(ヤールクチュラル)通りから入って行くと、分かりやすく散策できます。いくつかの店舗では、ショップカードの裏をバザール内の地図にしているので、それを上手に活用するのも一つの手段。

バザール内には両替所や銀行、郵便局や警察所まで入っています。ただしトイレについてはあまり数がない上にきれいではないので、できれば別の場所で済ませておいた方がベター。

ちょっと疲れたら、老舗からモダンまで数々のカフェも中に揃っているので休憩可。どれもなかなか居心地のよい雰囲気を醸し出しているので、カフェ巡りでもしながら日がな一日グランドバザールで過ごしても飽きないほどです。

支払については、大きめのショップであればクレジットカードが使える場所も増えてきました。ただ、カード支払いだと価格が高めだったり、値引きしてもらえる可能性がなくなったりするので、、グランドバザールでの買物については基本現金払いを考えておきましょう。

値引き交渉は必須。……といっても、いきなり半額とか4分の1の価格にさせるのではなく、「じゃあ2つ買ったらいくらにしてくれるの?」といったソフトな形から入りましょう。元の価格が安いものについては、数を買うことによって安くしてもらえます。高級品(絨毯やタイル、貴金属品)については、買い手の方にその方面の専門知識がない限り、モノの見分け方から値切り交渉まで、かなり難易度が高くなってきます。