もともとは舞台のために書かれた「密室劇」だった!
製作発表より |
この作品、もともとはある劇団のために書かれた舞台の脚本だったのだとか。『十二人の怒れる男』などのワンシチュエーション作品にあこがれる脚本家の古沢良太によって生み出された物語ですが、なるほど「密室」と「会話」で緻密に構成される構成は舞台の醍醐味。ニール・サイモン、三谷幸喜も得意とする手法で、わたしもご他聞にもれず大好き! なんといっても、自分もその部屋にいるかのように、同じ空間で「事件」を体感できるのですから。
本作がストレートプレイ初挑戦となる松岡充も、「生の舞台ではお客様もその瞬間を共有できる。そのスリルこそ、舞台の醍醐味」と語ります。
5人の個性的な俳優が勢ぞろい
製作発表より |
年齢も、出身も異なる5人が一堂に会するわけですが、3月中旬に行われた製作発表では早くも息のあった様子を見せてくれ、ますます楽しみに。映画ファンも、演劇ファンも見逃せない作品になりそうです。
【公演概要】
『キサラギ』
原作・脚本:古沢良太
演出:板垣恭一
舞台脚本:三枝玄樹
出演:松岡充、今井ゆうぞう、佐藤智仁、中山祐一郎、今村ねずみ
主催・企画・制作:テレビ朝日・ニッポン放送・シーエイティプロデュース
公演日程:2009年4月9日(木)~4月19日(日)
会場:世田谷パブリックシアター
※そのほか、全国公演あり
問い合わせ: チケットスペース 03-3234-9999
CATチケットBOX 03-5485-5999