ロックオペラの金字塔「TOMMY」、初の日本版

画像の代替テキスト
主演の中川晃教。突き抜けるような歌唱で客席を魅了します。左は子ども時代のトミー、塩野魁土
『THE WHO'S TOMMY』は、イギリスの伝説的ロックバンド、THE WHOが1969年に発表したロック・オペラアルバム『Tommy』をミュージカル化したもの。1975年にはケン・ラッセル監督の手により映画化、1993年には、ブロードウェイで舞台化。トニー賞では最優秀オリジナル・スコアをはじめ5部門を受賞しています。

物語の舞台になるのは第二次世界大戦前後の英国。父親が起こした殺人の現場を見た心の痛みから、少年トミーは、視覚・聴覚・言語を失ってしまいます。両親は、トミーの治癒のためあらゆる努力をしますが、三重苦をいいことに叔父やいとこから性的にも肉体的にも虐待を受け、トミーの心は閉ざされたまま……。そんなある日、トミーは「ピンボール」に出会います。指先だけの感覚で、自在にピンボールを操り、やがて「ピンボールの魔術師」と呼ばれるようになりますが、それでも彼は救われることはありません。しかし、あることをきっかけに彼の心は開放され、すべての機能を取り戻します。その奇跡を知った若者たちの熱狂的な支持を受け、教祖としてまちりあげられていきますが、やがて彼らから見放され──といったストーリー。
画像の代替テキスト
右からトミーの父親ウォーカー大佐(パク・トンハ)と母親であるウォーカー夫人(高岡早紀)

日本語での上演は今回が初めて。演出は「劇団☆新感線」のいのうえひでのり、訳詩は大御所、湯川れい子が担当、主役のトミー役には、ミュージカル「モーツァルト!」への主演がきっかけで、ミュージカルでも活躍中の歌手、中川晃教と魅力あふれる組み合わせ。


早速、ガイドも観劇してきました! 感想は次ページで!