ロシアでも大ヒットしたコロンビア・ドラマがベースの『アグリー・ベティ』『アグリー・ベティ』オススメ3つの理由■1 世界中で大ヒットしたコロンビア・ドラマのリメイク作品■『アグリー・ベティ』は、コロンビアで放送され世界中で大人気となった『ベティ~愛と裏切りの秘書室』のアメリカリメイク版です。オリジナルである『ベティ~愛と裏切りの秘書室』は、メキシコ、インド、ドイツ、イタリア、ロシアなど世界中で放送され、各国で高視聴率をマーク。インド、イスラエル、ドイツ、トルコ、ロシア、メキシコ、オランダ、ギリシャ、ベルギー、クロアシア、スペインではリメイク版が制作されており、こちらも大ヒットしています。今後、フランスでもリメイクする企画があがっているそうです。『アグリー・ベティ』も放送前から話題をよび、現在も高い視聴率をキープ。2007年度のゴールデン・グローブ賞では2部門でノミネートされ、2つとも受賞、エミー賞では11部門でノミネートされ3部門で受賞という快挙を成し遂げました。世界中で認められた「最高に面白いテレノベラ(スペイン語で昼メロドラマ)」のアメリカ版が『アグリー・ベティ』なのです!■2 ラティーノの底力■ニューヨークは人種の坩堝だといわれますが、人種別に分けてみると白人の次に南米系が多く全体の約30%。ニューヨークに住む南米系アメリカンは黒人よりも人口数は多いといわれています。30秒ごとに移民が増えていくとも言われていますが、この移民の大半が南米系だといわれているのです。南米系、いわゆるラティーノたちの暮らしは決して楽なものではなく、治安が悪いとされる地区に住んでいるケースが少なくありません。暮らしを助けるために早く働き出すため学歴も低く、学歴がないため賃金の安い職にしかつけない、というのが現状です。しかし、彼らの家族、そして同胞との繫がりはとても深く、宗教的な要素もありますが助け合いの精神を強く持っています。そして、逆境にあっても愛とユーモアを忘れない、そんなチャーミングな精神を持ち合わせているのです。『アグリー・ベティ』に登場するスアレス家も、次々と逆境に立たされ、時には大喧嘩することがあるものの、最後は家族一丸となり問題を解決しようと前向きに突き進んでいきます。アメリカを支えているラティーノの底力が、ドラマの大きな魅力でもあるのです。■3 華やかなファッション誌業界■主人公ベティが勤める一流ファッション雑誌「モード」編集部は、業界トップということもあり、オフィス丸ごと美しいアートといった雰囲気です。グラビアの撮影シーンも時々出てきますし、ファッションがどうやって作られていくのか、そして先端流行ファッション雑誌編集部の内部事情がたくさん見えてきます。編集部に務める社員の着こなしや髪型なども、参考になるのではないでしょうか。現在アメリカで放送されているシーズン2には、ヴィクトリア・ベッカムが登場。彼女がドレスを試着するシーンはファッション好きにはたまらないものになっています。次は『アグリー・ベティ』一押し女優&俳優紹介!次ページへ>>前のページへ1234次のページへ